☆06−07シーズンラツィオ(Messaggeroより)
新シーズンのラツィオには若干の変化が見られた。
まず最も重要なセンターハーフのリヴェラーニ、ダボという昨年の躍進の立役者が去り、ムタレッリ、レデスマが新たに加入した。レデスマはリヴェラーニよりもゲームメイク力では劣るものの、運動量と守備面では勝っている。また23歳と年齢も若く、戦術面でも技術面でも成長が期待できる。ムタレッリに関してはダボとは違うタイプだが右SHでもプレイできる。
サイドハーフでは右にベーラミ、左にマウリが入る。守備陣はGKにペルッツィ、DFに右からオッド、シヴィーリア、クリバリ、ザウリと昨年と代わらないが、セリエBペスカーラから新たにセネガル出身の若いモビド・ディアキテが加入した。ディアキテは驚異的な身体能力を持っていが、まだまだ若く未熟なため過度の責任は負わせずに大事に育てなければならない。
FWではディカーニオが去ったものの、パンデフとロッキは「速さ、うまさ、強さ」を持ったコンビを形成している。ロッシ監督はあと1人実力を持ったFWを獲得することを望んでおり、ディヴァイオとマキンワの名が挙がっている。
なおロッシ監督は4−4−2を基本にターレ、シモーネ・インザーギの特徴を考えて4−3−3の使用も考えている。 



☆マヌエル・ベッレーリ
「昨シーズンはグループがすごくまとまっていたし良い結果を残せたと思う。新シーズンもラツィオに残れてよかったよ。目標?新シーズンは昨年よりも良いプレイをして自分の本当の価値を示さなきゃならない。昨シーズンはどのポジションでもすんなり順応できるって証明できたと思うけど、新シーズンはなるべく本職(右SB)のポジションでプレイしたいんだ。オッド?彼は偉大なSBだけど僕は彼に立ち向かうつもりだよ」