☆連邦裁判所はラツィオのA残留を命じる?
ラツィオは控訴に向けて60ページに及ぶ書類を作成した。連邦裁判所はCaf法廷の判決を覆しラツィオのA残留の判決を下す可能性もあるとのこと。

☆ジェンティーレ弁護士
「Caf法廷はラツィオに関する3試合を違法ではないと判断した。つまり罪の全ての要因はラツィオvsブレシアの試合のみにあるのだろう。それに関して連邦裁判所から納得のいく説明をもらいたい」
「法廷には他に絶対に議論しなければならない要素があるはずだ。好き嫌いのような意思が入っているんじゃないかね。我々は最終的にはトンボリーニの証言を聞くつもりだ。また我々が提示した書類において、Cafの判決はフィオレンティーナとの比較に矛盾が生じている。我々には好ましい判決が下されラツィオがAに残留することを信じるための多くの理由がある」



☆ラツィオ側の主張
その1)ラツィオvsブレシアの試合前のロティートとカッラーロの電話盗聴の内容は記録されていない。だから裁判官からもその内容が聞けていない。
その2)Caf法廷はラツィオvsブレシアの前節だったレッジーナvsラツィオの事を無視し、全く考慮しなかった。
その3)ラツィオ以外にカッラーロが電話していたインテルvsユヴェントス、ローマvsユヴェントスの件については全く考察も議論もされていないのに、パラッツィとボレッリは合法と見なした。


☆トンボリーニ主審の存在
ラツィオvsブレシアの主審を務めたトンボリーニ氏が第二審判決への鍵を握っていると見られている。

☆ラツィオ関連の試合の裁定(コリエレ・デロ・スポルトより)
ラツィオ0−0ブレシア→有罪
キエーヴォ0−1ラツィオ→無罪
ラツィオ2−0パルマ→無罪
ボローニャ1−2ラツィオ→無罪
※ラツィオへの第一審の判決はラツィオvsブレシアの不正試合に対しての処分
※パラッツィ検察官はキエーヴォvsラツィオの試合は有罪であることを主張し控訴した。