☆最後の望み
ラツィオのジェンティーレ弁護士に残された最後のカードはトンボリーニ主審の証言となっている。トンボリーニ主審はラツィオvsブレシアの試合の主審を務めた。この試合はラツィオが不正を行ったとして問題とされている試合である。しかしこの試合でトンボリーニ主審はラツィオを勝たせるための援助はしていなく、それどころかラツィオに与えられるべきPKを与えなかった。このためジェンティーレ弁護士はトンボリーニ主審の証言がラツィオへの処分撤回に繋がることを望んでいる。


☆B降格なら3500万ユーロの損失
ラツィオのB降格は経営状態の破滅を意味するかもしれない。もしもBに降格した場合には3000〜3500万ユーロの損失が予想されている。まず放映権はセリエAなら4400万ユーロの収入が見込まれていたが、B降格となると2000万ユーロに半減する。またUEFA杯出場で見込まれていた放映料800万ユーロの収入も消滅する。またテクニカルスポンサーのプーマは1年に500万ユーロ、オフィシャルスポンサーのINAアッシタリアは300万ユーロのスポンサー料を払っていたが、もしもB降格となればラツィオ以外のクラブへのスポンサーとなる可能性もある。B降格はラツィオが深い穴にはまる危険性を秘めている。

☆ジェンティーレ弁護士
「B降格によってラツィオが崩壊するリスクは具体的なものだ。有罪判決はラツィオの経済上に悲惨な状況をもたらすだあろう。我々は全く理解できない不当な処分を覆さなければならない。我々には長期的な未払い税金支払いやバラルディ・プランでの未払い金の支払いも残っている。一番重要な問題は選手たちの評価額が下落することだろう。私はこんな処分が下されるとは思いもしなかった。現実はとてもひどいね」
「セリエBでは重要性がセリエAに比べて明らかに劣る。この事実をしっかり考えてなきゃならない。ラツィオは最低2年はヨーロッパのカップに出られない。これも将来的に影響をもたらすだろう」


☆クラウディオ・ロティート会長(オーストリアを訪れる)
「私は諦めない。私は最後まで戦うことをラツィオの全員に保証する。この罪の証拠は無い。私は気が狂っているわけではない。私は2000万ユーロを使って強いチームを作っているんだからね」



☆1日の休暇
先日の親善試合で疲れが目に余ったラツィオの選手たちは1日の休暇が与えられた。なおこのキャンプではラツィオの選手たちは朝7時45分に起床し、合計5時間のトレーニングを行っている。



こちらより転載
eBayにはアズーリ(イタリア代表の愛称)のW杯優勝の“正真正銘の”記念品も出品されている。出品者はほかならぬマッシモ・オッド。大会中に着用したユニホームやパンツに加えて、カモラネージの髪を切ったハサミもオークションにかけられた。これらの売り上げは、1年以上前からインドでの事業に資金を提供しているマッシモ・オッド・オンルス基金に全額寄贈される。オッドは1月に個人的にインドを訪問した。