☆W杯優勝でも恩赦はなし
Calciopoli裁判の情報筋はW杯でイタリアが優勝したとしてもユヴェントス、ミラン、ラツィオ、フィオレンティーナが恩赦を受けることは無いと主張している。パラッツィ検察官は4クラブに対し下部リーグへの降格という罰を求刑したが、W杯でイタリアが優勝した場合には多くの政治家などが罪を軽くする事を望むと見られている。イタリアの司法大臣のマステッラ氏は有名選手がCalciopoliによって国外に流出してしまう事を危惧しており、恩赦に賛成している。
ただ検察官による求刑の全てがそのまま通る事ははないとの見方が出てきている。ローマ、ミラノの事情に詳しい人物たちによるとユヴェントスは降格するが、ミラン、フィオレンティーナ、ミランはセリエAに残留し勝ち点減のペナルティーが科せられるとの見方をしている。なおミランはCLには出場できるものの予備予選からとなり、フィオレンティーナとラツィオはそれぞれCL、UEFA杯出場権を剥奪される事になるとも予想している。
ユヴェントスのザッコーネ弁護士はセリエB降格の勝ち点マイナス6までが「許容できる罰」と明らかにした。


☆マステッラ司法大臣
「政府はこの問題に介入することは出来ない。しかし私は大多数のファンが恩赦を望んでいると思う。一人のカルチョファンとして言わせて欲しい。カンナヴァーロ、デルピエロがC1でプレイする事がフェアですか?」


☆ジェンナーロ・ガットゥーゾ
「俺はW杯で勝つことを望んでる。勝ったとしても恩赦が無いことを祈ってるぜ。間違いを犯したヤツは罪を受けなきゃ公平じゃねえよ。」