・来週にも買い手が公式オファーへ
ラツィオの買収に動いているのはどうやら製薬会社と推測されている。来週にもラツィオの買い手がロティート会長に対し公式なオファーを出すとされている。

☆クラウディオ・ロティート会長
「もしもラツィオ買収に5億ユーロを支払う気があるのなら、私は売却という選択も考えるかもしれない。私の当初の義務はラツィオを元のレベルに戻す事だった。そして私はこれまでクラブのために働いてきたし結果も出していると思っている。それなのに8ヶ月もの間、いろんな批判を受けている」


☆ジョルジョ・キナーリア氏
「あなたたちは全ての事を知るまではあと少し待っていただきたい。我々はラツィオの株を買い取るために話し合っている。私は今のままではラツィオに将来はないと断言する。ロティートは2年間ラツィオの会長を務めたが彼にはプロジェクトなど存在していない」


                                             
☆ゴラン・パンデフ
「ボクの望みはラツィオでずっとプレイする事だよ。ボクはラツィオで幸せだしね。皆からも信頼されているって感じているんだ。もちろん責任感も感じているよ。でもボクはラツィオのためなら犠牲になっても構わないって思っているんだ。ボクはラツィオで楽しく日々を過ごしている。ペルッツィ、オッド、ザウリ、リヴェラーニ、ディカーニオといった特別な選手たちも居るしね。彼らは特別なオーラを持っているんだ」
「ボクはベオグラードから300km離れた街で生まれた。ユーゴに空襲しに向かうNATOの戦闘機も見たよ。そりゃあ物凄い酷い経験だったよ。そんなんでボクはヴィアレッジョユース大会でインテルに目を付けられてイタリアへやってきた。その後は若干の間下部リーグ(セリエC1スペーツィア)でプレイしてアンコーナで経験を積んでラツィオにやってきたんだ。今季の目標?UEFA杯出場権獲得だよ。自分たちの力を考えれば可能なはずだよ」


☆デリオ・ロッシ監督
「我々の強みはロッカールームの団結力だよ。デルビーでの敗戦で選手たちはショックを受けていた。まるで全てを失ったかのようにね。そしたらアンジェロが選手全員を夕食に招待したんだよ。アンジェロのあの行動は本当に素晴らしく美しいものだった。私たちは長い間ジョークを言い合ってね。選手たちのショックも和らいだようだった。」