・ラツィアーレが応援ボイコット
毎試合クルヴァ・ノルドに陣取っている熱狂的なラツィアーレはレッジーナ戦でロティート会長に対する抗議の意を込めて試合観戦を行わなかった。空っぽになったクルヴァ・ノルドにはロティート会長に対する批判的なメッセージが書かれた様々な旗や横断幕が敷かれていた。レッジーナ戦の観客は1万人ほどしか居なかったようで現地のTV記者はオリンピコの状態を「砂漠のよう」と伝えたという。 



・キナーリア氏がラツィオ本気で買収に動く
ラツィオのかつての英雄ジョルジョ・キナーリア氏はラツィオを本気で買収することを望んでおりConsobと話し合っている。Consob前には200人のラツィアーレが駆けつけている。噂によればキナーリア氏は木曜日にこの件について記者会見を行うといわれている。
また先日獲得が浮上したピンツィ(ウディネーゼ)、パレデス、メスト(共にレッジーナ)の3人についてはキナーリア氏が6月での獲得を狙っているという情報も出ている。

☆ジョルジョ・キナーリア氏
「今週の終わりにもラツィオの買い手が明らかになるだろう。今日、我々は会談を行ってこの行動を援助してくれる銀行の名前を明らかにする。ロティートは『誰かがビッグオファーを提示するのならラツィオを売ることも考える』と言った。だから彼は私の所に来なければならないよ」

                                             
☆ファビオ・リヴェラーニ
「ティフォージと会長の問題はシーズン前から既に存在していた。ボクは両方の気持ちを尊重している。ティフォージはラツィオに多くのものを与えてくれた。でもそれは会長も同じだ。オリンピコに多くの観客が来て欲しいって思っているし、それは重要な事だと思う。でもティフォージにはオリンピコに来ない何らかの理由があるんだろうね。これは難しい問題だよ。でも選手はこの問題の事は考えないようにして何とか結果を残しているよ」


☆パオロ・ディカーニオ
「今日のゴールと勝利はティフォージに捧げる。俺はより多くのティフォージに戻ってきて欲しいって思っているし、ティフォージはオレ達の支えなんだよ。俺の契約?その事はクラブ側しか知らないんじゃねえかな。俺は何もわからねえ。俺はここに残る事が出きるかはわからねえよ。でも俺はラツィオでプレイできる限り全力でプレイするぜ」
※なおレッジーナ戦でイエローカードを受けたディカーニオは累積警告で次節出場停止となった。


☆デリオ・ロッシ監督
「我々は素晴らしいプレイを見せた。にも関わらずティフォージが抗議のためにオリンピコを空にしたのは非常に残念だよ。今日のこの勝利でセリエA残留のための最低限の勝ち点に到達できた。今日のパオロは真のリーダーだったよ。でもこれは私たちにとっては当然の事だがね。彼は常にリーダーなんだ」


☆クラウディオ・ロティート会長
「応援ボイコット?私には何の損害もないよ」