☆マッシモ・オッド
「今のラツィオは契約満了寸前の選手、レンタル中の選手、共同保有の選手で作られたチームだ。はっきり言っちゃえばリラックスできる雰囲気ではないし、この状況は良いとは言えないね。精神的にまとまる必要がある。オレ達はシーズン前はUEFA杯出場権を獲得するのが目標だったわけじゃない。でもロッシ監督は素晴らしい結果を残している。なのにクラブは彼と契約更新の会談を行っていない。これはおかしいだろう?このクラブはお金を全く使わない安っぽい経営しかしていない」
「デルビーの敗戦?スパレッティはチームをまとめてあげた。成功するにはチームスピリット無しではありえないってことをすごくわかっているみたいだね。オレの今後?オレは永遠にラツィオに留まるとは言っていない。オレを信頼してくれて、オレをプロジェクトに欠かせない存在と見てくれたラツィオには感謝している。でも状況は変わった。オレはヴェローナに居た頃みたいな状況になるのは嫌なんだ。オレはヨーロッパでプレイしているクラブからのオファーを拒否できるかはわからない。オレはラツィオにたくさんの借りがあるけどね。でもオレはプロだし、常に勝ちたいって思っているんだ。だからオレが成長できるって思えるチャンスがあるならば、そのチャンスを生かすためにすべての事をするつもりだよ」


☆クラウディオ・ロティート会長
「オッドの発言?私にはラツィオを立て直すプランがあるんだ。リヴェラーニはその計画の一部だよ。本人にも既に『君はラツィオ建て直しプランに欠かせない存在だ』と伝えてある。合意を見つけられる可能性は十分にある。ダボ?彼とも長い間話し合っているし、彼の代理人と再び会談を開始した。我々はもっと彼と会談したいと思っている。ともかくリヴェラーニもダボも我々の財産だよ。今季、私はラツィオを立て直すために1400万ユーロを費やした。誰も我々が破滅的な状況にあるとは思っていないだろう。」
「私はオッドを売ろうと思ったことは無い。私は彼を残留させるためなら誰とケンカしても構わない。彼とは2008年まで契約があるし、何の問題があるんだい?ラツィオは彼を売りに出していない。そして他クラブも彼を獲得しようとしていない。ディカーニオ?彼には他に優先すべきものがあると伝えてある。だけど彼とは4月30日に話し合うことになっている」
「我々は既にボネットを6月から獲得した。現在ローン中のシクェイラについても獲得するつもりだ。」



                                              
・ピッコロがようやく合流
原因不明のケガに悩まされていたDFフェリーチェ・ピッコロはようやく全体練習に合流した。ピッコロはユヴェントスとレッジーナが共同保有しているが、レッジーナが保有している50%の保有権の買取オプション付きでラツィオに加入した。