・セーザルとラツィオの関係崩壊
ラツィオMFセーザルはロティート会長からの侮辱的な行為をされたため1月でのインテルへの移籍を決断しようとしている。
セーザルの契約は2006年6月で満了を迎える。代理人であるジルマール氏はロティート会長が新たな契約書を書いてない事を確認した。これに対しロティート会長側は「セーザルが既にインテル側と合意に達しているからだ」と反発した。それでもラツィオ側はセーザルに対し一旦は58万ユーロの3年契約を提示したと見られている。だがこれをセーザル側は拒否した。そしてラツィオはセーザルの移籍金が得られる1月の時点でインテルに放出することが確実とされている。
なお、この問題に関してセーザルとロッシ監督は次のように語っている。ともかくセーザルとビアンコチェレスティの関係は完全に崩壊したと言っても過言ではないだろう。

☆セーザル
「誰もこの件に対して語るべきではない。ロティートは結論に達することなく、この18ヶ月間契約延長の話を先延ばしにしてボクをからかったんだ。会長が『君をここに残したい』と言った後、ボクはクラブ側と話しに行った。だけど6ヶ月間も会談を先延ばしにされたんだよ。ボクが自分の現状に対して語ったのはこれが初めてだ。ラツィオが提案してきたものは実に滑稽なものだったね。これがロティートが提示できる最高の条件であるのならば『すべてをありがとう、そしてさようなら』を告げる」
「最もボクを動揺させたのは一部の人が『セーザルは金の事しか考えていない傭兵だ』と言ったことだよ。彼らはボクの事を知らないんだよ。ラツィオと同じでね。ここでの問題は敬意が無い事なんだ。ここを去るのは恥だけど、残留を受け入れることはできない状況にあるんだ」


☆ロッシ監督
「ここを去りたいと思っている人がいるのなら、私の所へ来て言わなければならない。そしから我々は会談を行ってその選手を幸せにするために動くよ。私は忠誠心を持っていて、我々の目標を成し遂げようと信じている人を必要としているんだ」