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・ラツィオvsフィオレンティーナ
・予想スタメン
☆ラツィオ
GK:ペルッツィ
DF:オッド-シヴィーリャ-クリバリ-ザウリ
MF:ベーラミ-ダボ-リヴェラーニ-セーザル(マンフレディーニ)
FW:ロッキ-ディカーニオ(S・インザーギ)
(バッロッタ-ベッレーリ-ステンダルド-ジャッロンバルド-パンデフ)
ケガ:セレーニ、ピッコロ、バローニオ、ムディンガイ
停止:フィルマーニ
※セーザルは欠場の可能性もある
※ムディンガイはローマデルビーでは起用できる可能性がある
☆フィオレンティーナ
GK:フレイ
DF:ウィファルシ-ディ・ロレート-ダイネッリ-パンカロ
MF:フィオーレ-ドナデル-ブロッキ-ヨルゲンセン
FW:パッツィーニ-トーニ
(セハス-ガンベリーニ-パスクアル-ギグーパツィエンツァ-モントリーヴォ-ボジノフ)
・注目選手
☆DFクリバリ(ラツィオ)
昨シーズンのケガで大半を棒に振った。エンポリとウディネーゼの共同保有だったが今夏、所属していたウディネーゼから保有権50%の買取オプション付きのレンタルで加入した。移籍当初はDFの要として大いに期待されていた。だがマルセイユ戦では調整不足もあったのか不安定なプレイを露呈してしまいロッシ監督からの信頼を失ってしまった感もある。それでも人員不足などにより開幕のメッシーナ戦ではスタメンで出場しステンダルドとコンビを組み完封勝利に貢献した。しかしその後シヴィーリャの加入が決定して以降、ポジションを失ってしまった。だがシヴィーリャの相棒であるステンダルドが不安定なプレイを見せていたためフィオレンティーナ戦で開幕以来のチャンスが巡ってきた。クリバリはかつてラツィオでプレイした偉大なるDFであるネスタ、ミハイロヴィッチ、スタムなどのような存在になることを目標としており、まずはフィオレンティーナ戦で信頼を掴みポジションを獲得したい。
☆MFフィオーレ(フィオレンティーナ)
昨シーズン、ラツィオからスペインのヴァレンシアへ移籍したフィオーレは希望に満ちていた。しかし蓋を開けてみると、フィオーレはラツィオでの1シーズン目よりも酷いと言っても過言ではない1年を送った。だが今季イタリアへの復帰を熱望しフィオレンティーナへの完全移籍のオプション付きレンタル移籍が決定した。そしてシーズンが始まるとすぐにフィオーレは水を得た魚のように活き活きとプレイし完全復活を遂げた。今週は古巣であるラツィオとの一戦となっており、古巣相手にどのようなプレイを見せるか注目したい。
・ここ数年の対戦結果
シーズン | 1戦目 | 2戦目 |
---|---|---|
96−97 | フィオレンティーナ0−0ラツィオ | ラツィオ1−0フィオレンティーナ |
97−98 | フィオレンティーナ1−3ラツィオ | ラツィオ1−4フィオレンティーナ |
98−99 | ラツィオ2−0フィオレンティーナ | フィオレンティーナ1−1ラツィオ |
99−00 | ラツィオ2−0フィオレンティーナ | フィオレンティーナ3−3ラツィオ |
00−01 | フィオレンティーナ1−4ラツィオ | ラツィオ3−0フィオレンティーナ |
01−02 | ラツィオ3−0フィオレンティーナ | フィオレンティーナ0−1ラツィオ |
04−05 | フィオレンティーナ1−3ラツィオ | ラツィオ1−1フィオレンティーナ |
・DFオッド
「オレはリッピの判断を尊重している。リッピは二人の選手(ザッカルド、ボネーラ)に多くのチャンスを与えている。だけどオレは諦めるつもりはないぜ。オレがサイコーなプレイを見せてリッピを悩ませてやればいいんだ。とにかくすべてはオレ次第ってことよ。まぁ大切なチームメイトたちがオレがサイコーなプレイができるように助けてくれるってことも信じているけどね。とにかくオレは成熟したし、W杯に出る可能性をまだ持っているよ」
「デルビー?まだ考えるべきじゃないよ。その前のフィオレンティーナ戦について考えるべきだ。オレたちにはチャンピオンって呼べる選手は居ない。だけどパレルモ戦でオレ達はやればできることを証明した。オレ達には6人の救世主たちが居る。それはペルッツィ、リヴェラーニ、セーザル、マンフレディーニ、S・インザーギ、ディカーニオだ。彼らはチームの雰囲気を作ったりしてグランド内外でラツィオを救ったんだ。あとシメオネとミハイロヴィッチも同じだったね」
「夏に移籍話があった?確かにね。オレはウソは言いたくねえから真実だけを言うぜ。ハッキリ言って今夏オレはラツィオを出て行かなきゃならない、って思ったね。実際にオレは喜んでOKしたいオファーも来ていた。だけど状況はよくなかったのよ。ま、最終的にオレはここに残ったんだけど、それで満足しているよ。オレはラツィオが強い頃に移籍してきた。オレが移籍してきた頃はポジション争いも激しかったね。でも正直言って最近、オレは刺激を失いつつあったのよ。んでさ、ラツィオと会談して熱意とか欲求を取り戻したわけ。オレの移籍金は高い?もしそうならオレはとっくに売却されてるだろ」