・別れを告げたのはクローゼ?それともラツィオ?ロティートがオファーを提示しなかった理由(La Lazio siamo noi.it)
ラツィオが、チームで最も高齢であり、チームで最も高価な年俸を受け取っている選手を放出したことはミステリアスなことではない。38歳の選手に年俸250万ユーロを支払うという状況について、ロティートは過剰であると考えたようだ。現在、ラツィオはビリアに対してクローゼと同等の条件を用意しているほか、サンパオリが監督就任にsiと答えるのならば、クラブの給与負担額はさらに膨らむことになる。
つまり、クローゼの退団は単なる経済的問題にあったのだろうか?その通りだ。ロティートは、クローゼに対して引き続きチーム最高の年俸を提示する準備ができていなかったのである。ラツィオは現在もスポンサーが不在で、新シーズンは欧州杯の出場権もないため、大きな資金が転がり込むことはない。
ただ、クローゼは少なくともテーブルに座って会談することを望んでいたと見られている。会談を行っていたとしても、おそらく彼は減俸を受け入れることなく、国外へ新天地を求める結果を迎えていたことだろうが、少なくともお互いの立場は明確なものとなる。クローゼは、ラツィオからの提案があれば、快く内容を聞いたはずだ。これは、あと1,2年ほど彼をローマに滞在させることのできる余地が存在していたことを意味しているが、話し合いの機会があったとしても両者の結婚生活が継続される可能性は低かっただろう。




☆ミロスラフ・クローゼ(ラツィオでの最後の試合を終えて)
「「(将来のラツィオ復帰の可能性について)選手ではなく、おそらく監督として戻って来ることを願っているよ。人生というものは、“no”と言いきることはできない美しいものだからね」。「今はまだ、将来的に何をするかはわからない。時間をかけて考えて、理解することになるだろう。代理人とは2ヶ月前に話をして、最後の試合が終わるまでは何も決めたくないと伝えていた。僕はまだ現役を続けたいし、これから家族と共に決めることになる」。(Sky)
「とても穏やかな気持ちだ。このユニフォームを着ることができたのは名誉なことだったし、僕は常に全てを尽くしてきた。ラツィアーリティフォージはとにかく素晴らしかった。アウロンゾでの初日から今日まで、とても温かかったし、何と言えば良いのかわからないよ」。「(パンデフの持つラツィオでの外国籍選手最多得点記録に並んだことについて)彼のことはよく知っているし、偉大な選手だね。スタンドの人々の涙を見たら、何と言えば良いのかわからないよ。ものすごい感情だ」。(Lazio Style Channel)
「興奮している。全てが美しいね。パンデフの記録に並ぶことができたことを誇りに思うよ。ティフォージからは決して忘れることのできない愛情を注いでもらったし、ラツィオは永遠に僕の心に残るだろう。デルビーでのロスタイム弾は本当に刺激的だった。僕はプロ選手であって、ティフォージはピッチ内外における僕の姿を見て、賛辞を贈ってくれた。これ以上の誇りはない」。「(ロティートからの引き留めはなかった?)いや、彼とは話はしていない。僕一人で全てを決めることはできないから、僕は去ることに決めたんだ」。(La Lazio siamo noi.it)