・ロッツィがラツィオを去りレアル・マドリードB移籍へ
“また会いましょう”。おそらく、“さようなら”。ロッツィはマドリードに上陸する用意ができている。本人も驚く予期せぬ展開は、この数日で一気に進展した。ロッツィはラツィオを離れ、レアル・マドリードBでプレイすることになるだろう。
ローマでの居場所が小さなものであることを理解していたロッツィにとって、このチャンスは、逃すにはあまりにも惜しいものだった。ロッツィは、クリスティアーノ・ロナウドやディ・マリアといったカンピオーネと共に過ごすために海外へ向かおうとしている。彼は、一生に一度のチャンスに挑戦することになるのだ。
交渉はFIFA代理人のマルキオーネによって急速に発展し、移籍形態は20万ユーロのレンタル移籍に500-600万ユーロでの買い取りオプションが付加されるというものとなった。
アントニオにとって、家族や最愛のクラブから離れることは決して容易なことではなかった。しかし、世界で最も有名なクラブで戦うというチャンスは、日常的に転がっているものではない。
現時点では“また会いましょう”というお別れだ。ロッツィとラツィオは2016年までの契約更新にサインしているのである。ただ、この時点では、レアルから声が掛かることは想像もできなかったことであり、フォルメッロから去るという考えも存在していなかった。グランデなジョカトーレになるという欲望、アントニオの夢の挑戦が始まる。
-06:40 - ロッツィのマドリード行きの舞台裏、移籍金1800万ユーロ。ロティートとターレは「我々が若きアクィロットを諦めなければならないのなら、重要なオファーでなければならない」と感じていたに違いない。ラツィオ側は35万ユーロのレンタル移籍+2000万ユーロの買い取りオプションという条件を要求したが、最終的には25万ユーロのレンタル移籍+1800万ユーロの買い取りオプションという形で決着した。
-09:16 - アントニオ・ロッツィ:「この選択は、ターレやクラブと共に下したものだ。成長し、もっと強くなって戻って来るために、この道を選択したよ。特別な気持ちを感じているし、幸せだ。僕にとって、これは逃してはいけない機会だった。家族はローマに残るから、すべてが新しいことばかりの冒険になる。母は困惑していたし、満足していなかったけれど、この選択は僕にとって非常に重要なものになるはずだよ。試合でプレイして学び、強くなって戻って来たい。Forza Lazio!」