-契約更新の時が近づくアルヴァロ・ゴンザレス(La Lazio siamo noi.it 11/29)
-口笛を拍手に変える。実際には、口笛すら吹かれなかった、彼が首都に到着した際、人々はこの補強の価値を理解していなかった。監督であるエディー・レヤが彼の獲得の意味を理解したのも、2010/11シーズンの中盤を迎えた2月になってからのことだった。レヤは、2011年2月13日のブレシア戦にて、アルヴァロ・ゴンザレスという戦士を初めてスタメンとして送り込んだ。そして、ゴンザレスは見事なゴールを叩き込む。ここから、ゴンザレスは本当の意味でラツィオとの歴史を開始した。
-いまや、“tata”はチームの柱となった。今シーズンここまでは、カンピオナートで898分、ELで478分、ウルグアイ代表で365分プレイし、ナポリ戦とカターニャ戦での敗北からもわかるように、彼が不在になるとラツィオの活力とプレッシャーは半減している。ラツィオに移籍してきて以降、ゴンザレスが決めたゴールは3つ。彼はゴールを決めるたびにウルグアイの家族へ電話をかけるパフォーマンスを披露しており、決して母国を忘れていない。「コンフェデレーションズ杯、ブラジルW杯。チェレステ(ウルグアイ代表)として、この二つのイベントに参加したい」。ゴンザレスはしばしばこのように口にしている。
-ただ、“tata”の目標はピッチ上だけではない。彼は長い間、契約調整と契約更新を待っているのだ(現在の契約は2015年までの年俸60万ユーロ)。今夏、彼はロティート会長との話し合いを試みたものの、結局何も起こらなかった。その後、イングランドとドイツからのオファーが届いた際には、クラブから去ることを考えていた。しかし、最終的に彼は、自らを偉大な選手にしたチームであるラツィオへの愛情とウラジミール・ペトコヴィッチによってもたらされた新たな刺激によって、残留を決意した。
-それでも、他クラブからのオファーは増加し、条件も重要なものになってきている。契約更新の瞬間はまもなく訪れるだろう。ビアンコチェレステティフォージにとって、“tata”のいないラツィオは考えられない。忘れ去られていた兵士の数えきれないストーリー、彼はかけがえのない要素となった。




-サヴィーニ代理人(ディアキテの代理人) (La Lazio siamo noi.it 11/28)
-「(ディアキテのメンバー招集入りについて)ケガ人の影響もあるだろうが、トレーニングを受けてきた彼へのご褒美だろう」。
-「契約更新の可能性はまだ消えたわけじゃない。でも、現時点では何も具体化されていないよ。様子を見よう...」。
-「ジェノア?その関心のことは知っているし、このアイデアは6ヶ月間残っている。でも、いまはプライオリティーではない」。
-「ラツィオを出て行くことになるのならば、同等のレベルにある場所にだけ向かうよ」。



-セルジオ・フロッカーリ(La Lazio siamo noi.it 11/29)
-「(モラービト代理人が“フロッカーリはほぼナポリの選手だ”と発言したことについて)彼らが様々な声に関して話すことは理解している。でも、今日、ある人物はあまりにも行き過ぎた発言をした。まるで、僕の代理人であるかのように話をした人がいたんだよ。彼は、僕の移籍に向けて交渉を行っていると話した。このことについて、僕は完全に否定するよ。交渉は何も行われていないし、一部の人々が僕に関するデタラメな話をしていることを残念に思う」。
※フロッカーリの“本当の”代理人はヴィゴレッリ氏となっている。



-ヴィゴレッリ代理人(フロッカーリの代理人) (La Lazio siamo noi.it 11/29)
-「ナポリとの交渉?何かがあるのかどうか、私は何も知らない...1月に話が深まる?どうなるだろうね...モラービトとは2年前からもう連絡すら取っていないよ。彼はフロッカーリの代理人だったのか?いいや、全くそんなことはなかった...」。




-ケヴィン・フィオラネッリ代理人(ルリッチの代理人) (calciomercato.it 11/29)
-「どのチームとも接触はしていないし、具体的なことは何もないよ。彼はラツィオやチームメイトと良好な関係を築いているし、ペトコヴィッチとも素晴らしい関係を保っている」。



-居場所を取り戻すために戦うルリッチ、一方メルカートの声は消えず...(La Lazio siamo noi.it 11/30)
-「私は、調子が良い選手をプレイさせる」。ウラジミール・ペトコヴィッチ監督はこのような姿勢を保っている。この主義によって、ウディネーゼ戦ではラドゥとマウリが左サイドでプレイした。左サイドのポジションを巡ってポールポジションに位置しているのは誰なのだろうか?ラドゥとマウリだ。ルリッチ?彼は2試合連続でベンチに座っている。
-ただし、決して警報が鳴っているわけではなく、ペトコヴィッチ監督はルリッチに敬意を寄せている。“問題”は、ルリッチのパフォーマンスだ。昨シーズンのルリッチは、ペトコヴィッチ監督が“ディーゼル・ジョカトーレ”と表現するようなプレイを見せていた。しかし、今シーズンに入ってからはエンジンがかからない状態が続いたため、ラドゥの復帰と共にスタメンから外れたのである。
-このような状況のなか、欧州のトップクラブがルリッチを欲しがっているという声は現在も消えていない。カルチョメルカートの専門家であるAlfredo Pedullà氏によると、ルリッチにはバイエルン・ミュンヘン、チェルシー、ユヴェントスがオファーを提示する可能性があるというのだ。
-これらの声に関わらず、ラツィオ側は途方もないオファーが届かない限りは放出に応じない構えとなっている。ルリッチの将来に関しては、契約更新の仮説は決して遠いものではないため、ルリッチは静かにビアンコチェレステカラーに留まることになるだろう。そして、彼は左サイドのポジション確保のために戦うことになるはずだ。ルリッチの反撃に期待が集まる。