☆アルベルト・ボッリーニ監督 Final Eight決勝前記者会見 一部抜粋(legaseriea.it 06/09)
-ラツィオは多くの才能を示し、最も成熟したチームであることを証明しています。あなたの思うこのチームの特徴は?
「他クラブよりも92年世代の選手が多いのは確かだが、レギュラーとなっているマリンやクレッコは95年世代だ。技術的な面では、シーズン開始から個々の能力が大きく改善されたね。それから、私が特に気に入っているこのチームの特徴は、ユニフォームへの思いと任務の精神にある。これらの面は、困難な瞬間において、チームにとって補助の価値となるんだ」



☆エマヌエレ・ベッレットーニ(エラス・ヴェローナ) (La Lazio siamo noi.it 06/08)
2001年6月7日、Jesiのスタディオ・コムナーレ、プリマヴェーラ最後のスクデット獲得:前半15分にフォスキーニのゴールで先制し、ペスカーラを1-0とリードしたラツィオ。後半に入り、右サイドからジョルジョ・サンタレッリがクロスを送る。これに頭で合わせたエマヌエレ・ベッレットーニがゴールを決める。2点をリードしたラツィオは、そのまま試合終了を迎えた。そして、ビアンコチェレステ・プリマヴェーラに4度目のタイトルがもたらされた。あの日から11年。現在、31歳となったベッレットーニはエラス・ヴェローナでプレイしている。その一方で、ラツィオのプリマヴェーラのベンチには、あの日と同じくアルベルト・ボッリーニが座っている。
-「僕はいつも、ミステル(ボッリーニ)のあとを追っているよ。彼とは本当に強く結ばれているんだ。現在の彼の息子たちには、かつて僕らがやり遂げた成功を収めて欲しいね。繰り返しになるけれど、ミステルとは強く結ばれているから、試合結果だけは知っているんだ。ミステルは若手の評価を安定させるには完璧な監督だ」。
-「ボッリーニがペトコヴィッチの助監督に?ボッリーニはカルチョをよく理解していて、自分の立場もわかっている人間だ。プリマヴェーラからトップチームの助監督に昇格するのであれば、重要な貢献を与えることができるはずだよ。彼はずっと前から、ラツィアーレ環境を知っているからね」。
-「(ベッレットーニにとって魔法のシーズンとなった2000-2001について)プリマヴェーラのスクデットを決めたゴールは確かに大きな記憶として残っているけれど、あのシーズンはすべてが最高だった。トップチームのキャンプに参加して、CLやコッパ・イタリアでもプレイすることができたから」。
-「(CLスパルタ・プラハ戦でのデビューについて)スクデットの勲章を胸に付けたラツィオのトップチームで、さらにはいきなりCLでデビューするなんてとんでもないことだよね。単なる形だけだとしても、このような形でデビューできる選手はそう多くはないと思う。僕にとっては大きな幸せ、大きな誇りだった」。
-「(昨シーズン、コッパ・イタリアでラツィオ相手にゴールを決めたことについて)復讐の感覚は全くなかったし、むしろ誇りに感じていた。自分の家で、両親の前でゴールを決めることができたんだからね。ケガから復帰したばかりだったこともあったし、本当に重要なゴールだった」。
-「(今後について)契約はまだあと1年残っているけれど、将来がどうなるのかは全くわからない。おそらく、ディレクターが代わることになるから、戦力も入れ替わることになると思う。僕はここに残りたいけれど、この世界の選手の行方は他の面に依存されてしまうものだ」。