・ラツィオ0-2ローマ(カンピオナート第10節)
得点者:52分ボッリエッロPK-87分ヴチニッチPK
GK:ムスレラ 6.0
DF:リヒトシュタイナー 6.0 - ステンダルド 6.5 (89分:ディアキテ sv ) - ディアス 5.0 - ラドゥ 6.0
MF:ブロッキ 6.0 - レデスマ 5.5 - マウリ 6.5 - エルナネス 5.0 (72分:フォッジャ sv )
FW:ロッキ 5.0 (46分:サラテ 7.0 ) - フロッカーリ 5.5
監督:レヤ 5.5
警告:ステンダルド、ブロッキ、フォッジャ(ラツィオ)-ジュリオ・セルジオ、カッセッティ、ヴチニッチ(ローマ)
※採点はLa Lazio siamo noi.it




☆エディー・レヤ監督 インタビュー&記者会見(La Lazio siamo noi.it)
-「このデルビーはエピソードで決定付けられた。こうは言いたくないが、実際にはそうだったんだよ。マウリに関するPKがあったのは明らかだった。ベンチの傍から見ていても、誰もがハッキリとそう思うことだろう。ディアスがオフサイドだった?そうだね、でも笛は吹かれていなかったし、プレーは続行されていた。だから、PKのホイッスルは吹かれなければならなかった」。
-「前半、我々はこの試合への怒りをピッチ上で発揮することができなかった。試合へのアプローチを誤っていたんだ。少し臆病になってしまっていたね。でも、ローマにも大きなチャンスはなかったとも言えるよ。ローマの先制点は我々のミスから生まれたものだったし、後半の我々はうまくやっていた。この試合は2つのPKだけで決されたものだし、我々はうまくやっていたよ」。
-「エルナネス?彼は全力を尽くした。もっと活力のあるパフォーマンスに期待していたのは事実が、消耗してしたために交代させたんだ」。
「マウリのPKになるべきシーンがディアスのオフサイドだったと言うのならば、ローマのPKの前にもステンダルドへのバプティスタのファウルがあっただろう」。
-「オリンピアが飛ばなかったこと?残念ながら飛べなかったね...オリンピアが飛ばないときは、ラツィオも飛べないようだ」。
-「まず、このデルビーが主審のネガティヴなエピソードに決定付けられたモノであることを強調したい。これまで、ローマは主審への不満を口にしてきたが、私からすれば彼らにはそんなことを言う資格はない。おそらく、これまでの彼らの言動は今日の主審のジャッジを整えることに繋がったはずだ」。
-「マウリへのPKは明らかだっただろう。それから、他にも考慮すべきシーン(エリア内で、シンプリシオがボールに手で2タッチしたことなど)があったし、試合を決定付けた2つ目のPKの前には、シンプリシオがリヒトシュタイナーを押していた。ロッカールームでは、選手たちはラツィオが良くなかったことを認めていたが、12人の相手に対して戦うことはできないとも口にしていた。今日は、特異な方向で判定の影響が出たね。レフェリーは迷うことなく明確に笛を吹いていたが、我々に味方する笛は決して吹こうとしなかった。ローマが盗みを行ったと言いたいわけじゃないし、勝利したチームは常にそれだけの力があるものだと思っているが、ローマはとても強いのだから手助けなどは必要ないはずだということを強調したい」。
-「前半、我々は相手が出てくるのを待っていたが、ボールを保持しているときは少しのんびりしすぎていたね。のんびりしたリズムで戦うことは間違いだった。ただ、だからといってローマが我々よりも多くのチャンスを作っていたというわけではない。我々にはロッキとエルナネスにゴールの匂いが漂うプレイがあったしね。おそらくアプローチは最高ではなかったが、なるべくしてこうなったと思わなければいけない。デルビーは簡単ではないんだ。でも、後半はうまくやっていたね。結果は不運だったよ。現在、我々は急いでページをめくらなければならない。ローマデルビーの章はもう終わりなんだ。チェゼーナ戦のことを見つめよう」。
-「精神的な打撃?デルビーの敗北が苦いものであることは明らかだが、我々はまだカンピオナートの首位に立っているし、この試合で燃え殻になってはいけない。選手たちはいま現在我々が行っていることを誇りに思っていることだろうし、心配はないよ」。
-「フォッジャ?私はすべての選手を利用しようとしている。今日、私は彼を必要とし、彼は良いプレイを見せてくれた。ポスト直撃のシュートもあったしね」。
-「ステンダルドは良いパフォーマンスを見せてくれた。相手の価値を考えてみてほしい。ヴチニッチやボッリエッロのような特別な選手と対峙することは簡単じゃないだろう。人生にはエピソードが絡んでくることもある。今シーズン中にこれが補償されることを望んでいるよ」。



☆クリスティアン・ブロッキ インタビュー(La Lazio siamo noi.it)
-「デルビーがすべてを越えた試合ってのは誰もがわかっているように、いつものラツィオじゃなかった。ただ、個人的にはラツィオが酷かったとは思っていない。高水準のパフォーマンスを示していたとは言えないかもしれないけれど、俺たちは前半から重要なチャンスを作っていたし、後半は鋭さも増していた。でも、都合の悪いことに、エピソードが結果を決定付けたんだ」。
-「マウリへのPKがあったのは明白だった。あれは俺たちを非常にナーバスにさせたエピソードだね。あのシーンは結果にも影響をもたらした」。
-「このまま失速するんじゃないかって?今日の試合には負けたけれど、俺たちはこれまでに残してきた良い事実のことを考えている」。



☆クリスティアン・レデスマ インタビュー(La Lazio siamo noi.it)
-「前半はもっと多くの何かができたはずだった。でも、後半からはいつものようにプレイできたね。レフェリーの判定では、2,3回ほど僕らの判断とは別の評価が下されていた。マウリへのファウルがあったかどうかについては話すつもりはない。僕が言いたいのは、リヒトシュタイナーとシンプリシオのハンドの違いのことだよ。僕からしたら、両方とも同じエピソードだとしか思えないし、この評価の違いの理由は一切理解できない」。
-「僕らは、目標については何も宣言していない。単に昨年よりも良いシーズンを送りたいという願いを持ってスタートしたんだ。誰も、スクデットやCLに到達するということは口にしていないよ。僕らは過信することなく改善し続けなければいけない」。