☆ルチェスク監督(シャクタール・ドネツク)
「マトゥは、私がこれまでに指導した選手たちの中でも特に素晴らしい選手だった。彼のことは、ブレシアでプレイしていた頃にコリオーニ会長を通して知ったんだ。それから、私はすぐに恋に落ちて、クラブの会長に獲得を求めた。このようにして、フランセリーノは我々と共に冒険を開始したんだよ。彼は戦術的にとても柔軟な選手だったね。すべての選手のお手本でもあったから、カピターノも務めていたよ。 移籍金未払い問題?彼と代理人は突然スペインに向かうことを要求してきた。私は彼を慰留するためにすべてを尽くしたが、成功には至らなかった。彼はすべてを賭けてでも移籍することを望んでいたんだよ。 責任はどこにあるのか?もちろん、サラゴサだ。彼らは移籍金を支払うべきだったにも関わらず、移籍金ゼロでマトゥザレムを獲得し、さらにはラツィオへ転売したんだからね。 ラツィオ vs ブレシア?楽しい時期を過ごしているチーム同士の対戦になるね。ブレシアの目標はA残留だが、ラツィオはさらに上を目指すことになるだろう。ビアンコチェレステにはたくさんの美しい選手がいる。ステファン(ラドゥ)は本当に大きく成長したね。彼がルーマニア代表にとって重要な選手になることを望んでいるよ。 勝つのはどっちか?ビアンコチェレステだと思うよ。 ラツィオは私を探していた?いいや、ラツィオからは探されていないよ」(La Lazio siamo noi.it)



・マケダがラツィオに復帰か(La Lazio siamo noi.it)
首位という驚きの順位。それから、クラブのシンボルを活気付ける動き:オリンピアと名づけられたアークィラの登場は、幻滅したティフォージの情熱を目覚めさせた。そして、現在ロティート会長はケーキの上にサクランボをそえようとしている。そのサクランボとは、3年前にマンチェスター・ユナイテッドに“強奪”されたフェデリコ・マケダである。
今朝のGazzetta dello Sportが伝えたところによると、ロティート会長は2007年にマンチェスター・ユナイテッドに奪われたマケダを歓迎することを望んでおり、マンチェスター側もレンタル放出を視野に入れているようだ。既に19歳となったマケダは、カンピオーネになるためにもっとプレイすることが必要な状態にある。そのため、ユナイテッドはマケダのラツィオへのレンタル移籍に前向きな姿勢にあり、マケダ自身もラツィアーレティフォージであることから快く移籍を受け入れることになるだろう。
追記:Sunday Peopleによると、マケダについてはエヴァートンもレンタル獲得を目指しているようだ。



☆アレクサンダル・コラロフ(マンチェスター・シティ) インタビュー(Corriere dello Sport)
アレクサンダル・コラロフ、ラツィオを愛していたものの、野心のために新たな世界への飛躍を選択した男。



−ケガから1ヵ月半が経過するけれど、お元気ですか?
「うん。月曜日からチームメイトと一緒にトレーニングを始めるよ」



−イングランドへの順応はどう?
「僕は幸せだ。グループは熱意を持って歓迎してくれたからね。イングランドやマンチーニとはすぐに良い関係を築くことができたよ。皆が同じ目標を見ているんだ」



−勝利という目標だね。 
「そう。マンチェスター・シティと契約するときというのは、すぐにお金目当てだとか思われるけれど、実際には僕は別のチームや別のお金を選ぶこともできた。僕がここにいるのは、このクラブが2,3年以内に世界で最も重要な存在になる転機を迎えると思っているからだ」



−君については、モウリーニョも獲得を望んでいた。レアル・マドリードにも行けたのでは? 
「他のクラブについては話したくない。僕が言えることは、交渉が難航していたこと、そしてロティートの要求を満たしたのはマンチェスター・シティだったということだけだ」



−ロティートは接しにくい人間かな? 
「僕にはわからないね。僕と彼の間には普通の関係があるよ」



−ラツィオに対しては今も穏やかな感情を持っているのかな?
「Si、カルチョとはこういうものさ。ローマは本当に快適だったし、友人やあの街のことは今も恋しく思うよ。ラドゥ、パンデフ、スタンコヴィッチのことは本当に尊敬していた。でも、僕はステップアップしたいという気持ちで溢れたんだ。ラツィオでは美しい満足感を得ることができたけれど、スクデットや欧州杯を獲得することはできない。シティならば、それができる」



−ラツィオが首位に立っていることについて、どう思う?
「美しいよね。今後の対戦相手がブレシア、バーリであることを考えれば、まだ首位でいられるかもしれないね」



−情報はどこから?
「TVなどで多くの試合を見ているんだよ。エルナネスは偉大な選手だよね。美しい補強だったよ。たぶん、僕らはまだ彼の才能全ては目にしていないと思うね」



−ラツィオはコラロフを売ってエルナネスを手に入れた。変化はあったのかな?
「それはわからない。ただ、僕はシティにいることを幸せに思っている。それから、ラツィアーリはもっと幸せに思っているはずだ」



−移籍する際のティフォージからの反応については?
「一部の人たちは良い対応をしてくれたけれど、その他はそうじゃなかった。僕は、考えていることを常に口にする性格だ。だから、これによって問題が生まれることもある」



−忘れられない思い出は?
「3つ。オリンピコでのコッパ・イタリア。ベーラミのロスタイム弾で勝利したデルビー。北京でのスーペル・コッパ」



−後悔は?
「ないね。これまで間違いも犯してきたけれど、今はそのことは考えていない」



−イタリアに戻る意向は?
「いつかそうなることを望んでいる。イタリアは、ジョカトーレとして、人間として僕を成長させてくれたから」



−もしもローマから呼ばれたら?
「No、これはないね。僕がこう口にするのは、実際にそう考えているからだよ」