・コーザック「夢のような時間だ。僕のゴールはインザーギスタイル」(Corriere dello Sport)
2年前、偉大なカルチョを夢見ながらチェコのOpavaでプレイしていた若者。リボル・コーザックはピッポ・インザーギになろうとしている:「空いたゴールにボールを流しただけの簡単なゴールさ。インザーギのようにね」。明日、彼はミランに立ち向かう:「多くのスターを相手に戦う非常に大きな挑戦になるね。3分だけでも良いからプレイしたい。もし試合には出られなかったとしても偉大な選手たちのプレイを目に焼き付けるつもりだ」。チェコのDenik-sportによると、そのリボルも母国のスターになったようだ。フィオレンティーナ戦でのゴールを大々的に報道されたコーザックは感情を口にした:「監督も新聞上では僕のことを賞賛してくれている。でも、監督からはまだまだ多くのモノを理解する必要があること、道のりはすごく長いということを言われているよ」。
セリエAでの初ゴール:「夢が叶った。まさか3節で実現するとは思いもしなかったね」。
彼は、自分の役割がどのようなものなのかを完璧に理解している:「4番手のFWとして、チームを助けることができる要素であることを示したい。これからもスペースが存在することを望んでいるよ」。
エルナネスのシュートをフレイが弾いたとき:「信じ難い感情だった。僕はフランキのヒーローになったんだ。ラツィオは僕に力を示す可能性を与えてくれたし、もっと多くの目標を叶えたいね」。
コーザックはロティート会長からも賞賛されたようだ:「会長からは個人的に祝福されたよ。でも、僕はこれからも頭を下げて働かなきゃいけない」。
土曜日のゴールのあと、ビアンコチェレステティフォージはローマでコーザックを呼び止め始めた:「ローマの人々はカルチョに夢中なんだ。道端ではたびたび祝福されているよ。日曜に昼食をとったときからこの反応が続いているんだ」。
コーザックのファミリーが興奮しているのは当然のことだろう:「両親はインターネットで試合を見ていたみたいで、試合終了後には大声で叫んだんだって。マンマとパパにとってはこれ以上ない最高の幸せだったと思う」。
試合で使われたボールは家に持ち帰った:「僕にとっては非常に価値のあるボールだから、ローマに持ち帰ってきたんだ。でも、すぐにチェコの両親に渡すつもりだよ。実家の僕の部屋には成功の足跡があるから、そこに飾りたいね」。
8月、彼は首都から去ることになると予想されていたが、最終的にはラツィオに残留した:「セリエBからのオファーはあったけれど、セリエAに残る可能性もあった。もしもラツィオがFWを補強していたとしたら僕は移籍していたと思うけれど、最終的にはここに残留することになった。そして、僕は既にクラブに貢献できる要素であることを証明することができた」。




☆エディー・レヤ監督
「ミランとの試合では他の試合と同じように準備するよ。ミランにはどのような瞬間にも状況を変えることのできる選手が3人いるが、我々は彼らの攻撃陣だけでなく中盤にも注意しなければいけない。完璧な試合を求められることになるね」(Lazialita.it)