☆クラウディオ・ロティート会長
「サンタクルスが到着しなかったことに失望してはいない。我々は時間をかけて決断したんだ。我々のFWにはサラテ、フロッカーリ、ロッキ、フォッジャ、そして若手のコーザックがいるし、エルナネスも攻撃的にプレイすることができる。だから、補強を行うべきかの評価は1月のメルカートまで待つことにした。 補強についてはレヤ監督と完全に同意した上で行ったよ。今夏はDF陣の補強は行わなかったが、1月のメルカートに向けて計画を立てているよ(ポールポジションにはルガーノがいる)。 ピッチ上で結果を得ることができるかどうかは、チームと監督次第だ。戦力は豊富だし、クオリティと潜在能力も十分だ。 CL?決して何も口にしてはいけない。 サラテ?サラテへのオファーはなかった。彼はクラブの判断の基準であり、絶対的な非売品だ」(Ansa)



☆クラウディオ・ロティート会長
「サラテはトッテナム移籍に近付いていた?デタラメだ。以前から、私はラツィオがカンピオーネを売ることはないと断言してきた。サラテに何の動きもなくメルカートが終わったということは、私が約束を守ったことを意味している」(Corriere dello Sport)



☆ロケ・サンタクルス(マンチェスター・シティ)
「残念ながら、監督からは今シーズンはほとんど出場機会はないと言われている。いくつかのオファー(フルハム)が届いていたけれど、クラブはオファーに納得せず、僕をメルカートから除外した。そして、クラブは僕を残留させることを決定したんだ。僕からすれば、シティのような名門クラブに残れたことには何の問題もない。僕は勝負を仕掛けるチームが好きだし、コンディション面でも昨年より良い状態にあるからね。ただ、問題なのは僕には継続的にプレイする必要があることだ」(La Lazio siamo noi.it)



☆ダヴィデ・トルキア代理人(クリバリの代理人)
「これまでにもいくつかの調査が行われていたが、ロティートはフリーでの放出を拒んでいた。最近、我々はラツィオとは衝突状態にあったが、最終的にはすべての面にとって最善の結果となる解決が見つかった。クリバリはこの新たな冒険開始に満足しているよ。彼は自らの価値を示したいという狂ったかのような願望を持っている」(TuttoNapoli.net)



・フィルマーニ:ひとまずラツィオ残留も...(La Lazio siamo noi.it)
-放出候補だったフィルマーニはラツィオに残留したが、彼の運命はまだ変化する可能性がある。
-キャンプ中に肋骨を骨折した彼は、近日中に復帰する見込みとなっているが、中盤の底の選手層は非常に厚くなっており、まずはゴンザレスや若手ペルペトゥイーニとの競争に打ち勝つ必要がある。
-ただ、フィルマーニにはメルカート閉鎖後も国外のクラブが獲得の可能性を考慮しているようだ。



・夏の厄介な問題-ピントスとレデスマ(Corriere dello Sport)
-ピントス:ピントスはヘタフェと5年間の契約を結んだ。これまでの間、ラツィオは彼の獲得を正式にはしていなかった。そこで、ヘタフェはラツィオには何のオプションも残らない形で、ピントスを完全移籍で獲得している。ヘタフェはピントスの保有権50%を150万ユーロで確保し、残りの保有権はDefensor Sportingが保持している。「リーガ・エスパニョーラでプレイすることは夢だったし、とても幸せだ」。ヘタフェ加入後にこのようにコメントしたピントスには、ラツィオでの時間に美しい思い出は残らなかった。
-ムスレラ:ピントスの状況を解決したフォンセカ代理人は、ムスレラの契約更新を締結するためにローマに到着する準備ができている。ムスレラの契約更新に関しては6月には合意が見つかっていたが、フィウッジでのキャンプ中にまだサインが記されていないことが明かされている。契約更新を完了するには、あと1%が足りない状況だ。フォンセカ代理人は今日にも首都に着弾する可能性があり、明日にはラツィオと話し合うかもしれない。 
-レデスマ:彼は年俸140万ユーロの5年契約にサインした。新たな合意には、1100万ユーロでの契約解除条項も含まれている。



・1月にルガーノ確保へ(Il Messaggero)
ラツィオは6ヶ月後には再びルガーノの獲得に動くことになるだろう。ルガーノは1月に首都へ到着するはずだ。以前にもルガーノ獲得の交渉を行っていたロティート会長は、実際に9月には彼をラツィオに到着させることを試みていた。この試みは2日前に開始されたが、時間が足りなかったため、成立には至らず、交渉は1月に延期されることになった。2009年8月の最後まで獲得を検討されながら、2010年1月になってからラツィオに到着したアンドレ・ディアスと類似した形である。フェネルバフチェとの間では既に合意に近付いており、ルガーノはローマで友人フェルナンド・ムスレラと顔を合わせることになるかもしれない。
昨日、ラツィオは最後までサンタクルスの獲得交渉を行っていたが、最終的には実現には至らなかった。ラツィオは一度はマンチェスター・シティとの合意を見つけたものの、レヤ監督自身が交渉にブレーキをかけていた。それから、メルカート閉鎖2日前になり、レヤ監督はようやく交渉にGOサインを出した。そして、再度マンチェスター・シティとの交渉に挑んだロティート会長は、初年度のサンタクルスの年俸支払いのすべての負担をマンチェスター・シティ側に依頼した。しかし、マンチーニ監督は昨日の時点で既にサンタクルスをラツィオに売却しないことを決断していた。ターレDSはサンタクルス獲得のために全てを試みたが、サンタクルスの父は一連の姿勢に激怒していたため、移籍を受け入れる意思を失ってしまっていた。



・サンタクルスは到着せず(Il Tempo)
-サンタクルスは結局ラツィオには到着しなかった。要因は3つだ。
-要因1:ロティート会長が最初の1ヶ月間の年俸をマンチェスター・シティ側に負担させようとしたこと。
-要因2:ロビーニョのミラン移籍によって、マンチェスター・シティの攻撃陣の層が薄くなったこと。
-要因3:サンタクルスのコンディション面、ビアンコチェレステのロッカールームのバランスの問題があったこと。
-サンタクルスの交渉は1月に再開される可能性もあるが、1月のメルカートはおそらく守備陣の補強を中心に展開されることになるだろう。いくつかの情報によれば、ラツィオはルガーノを600万ユーロで獲得することで既に合意しているようだ。



・若手3人を獲得(Corriere dello Sport)
ベビー・カルチョメルカート:ラツィオはアッリエーヴィに3つの重要な補強をもたらし、この若手たちはプリマヴェーラでのチャンスを伺うことになった。メルカート最終日、ラツィオは94年、95年生まれで良いレベルにある若手たちの交渉を定めた。
新加入 - 最終的に、ラツィオはIdroeletricaのルーマニア人Stefan Tira Cata­lin(16)を信頼する方を選択した。188cm、78kgの彼は先週からプリマヴェーラでトライアルを行っていた。まだ若い年齢にあるにも関わらず、高いクオリティを備えている彼はアッリエーヴィ・ナツィオナーリでプレイすることになるだろう。ビアンコチェレステファミリーに加わったのはCata­linだけではない。アッリエーヴィ・ナツィオナーリにはベンフィカからフェルナンド・ロサリオ・ペドロ・ヴィクトリーノも加入している。セコンダ・プンタの彼はドリブル突破と想像力溢れるボールタッチを持った小さなフオリクラッセだ。彼は既にアッリエーヴィ・ナツィオナーリに合流していたが、契約は昨日になってから提出された。最後の補強は、GKに関して行われた。2,3週間前からシモーネ・インザーギ率いるAllievi d’Elitéのトレーニングに参加していたNicho­las Di Pietro(15)は、スッドティロルから到着した。