・ブレシアーノ「親愛なるラツィオよ、欧州に飛ぼう...友人シンプリシオとアドリアーノにはデルビーで家に残ることをオススメするよ...」(Corriere dello Sport)
マルク・ブレシアーノはクロアチアでヴァカンスを過ごしている。彼はクロアチア生まれのReneè夫人、娘のアレッシア、モンターナと共に祖父の家で穏やかな時間を送っている。
「2,3日のヴァカンスを終えたらラツィオでスタートする準備を始めるよ。7月20日前後にはキャンプに合流することになるだろう」。



−ラツィオを選んで満足かな?決断はいつ下したの?
「W杯のあと、先月パレルモに説明をした。この1週間前、僕は代理人と一緒にローマを訪れたんだ。ロティートのことは知っていたし、ラツィオからの関心にも気づいていた。僕はイタリアのカンピオナートに残りたかった。そこで偉大な伝統を誇る重要なチームを見つけることができた」



−2月の時点で選択を下すことが可能だったのに、どうして今になって決断したのかな?
「確かにもっと早く決断することもできた。でも、急いではいなかった。落ち着いて決めようと思っていたんだよ」



−どうしてラツィオを?
「偉大なクラブだから。一部の選手のことは知っているよ。ロッキ、クリバリとはエンポリで一緒にプレイしていたから。ラツィオは偉大なチームだ。そして、ローマという場所。僕は非常に美しい街を選択した」



−ロッキとはもう話したのかな?
「トンマーゾとはまだ話していないね。僕らは過去に美しい思い出を共有している。シルヴィオ・バルディーニ監督との美しいシーズンのことだよ。ピッチの外でも中でも、すごくまとまったグループだったね。僕たちは4-2-1-3のシステムで戦っていた。僕はトレクァルティスタとして、右サイドのFWを務めていたトンマーゾを動かしていたよ。左サイドにはディ・ナターレがいたね。あれはとても面白いチームだった」



−マルク・ブレシアーノはFW?それともMF?
「100%、MFだね。僕は常に中盤でプレイしてきた。一部の監督は僕をFWやサイドの守備的なポジションでも起用したけれど、僕は常にピッチの中央でプレイしてきた」



−サバティーニは、君の最適なポジションは左サイドだと言っていた。
「同意するよ。右サイドでも問題はないけれど、もしも自分で選ぶことができるのならば左サイドが一番やりやすいのは真実だ」



−パレルモ時代、君はバッラルディーニに指導されていた。
「彼は偉大な監督だよ。彼と彼のスタッフは常に穏やかだった。僕らは美しいカルチョを披露し、いくつかの満足感を手にすることができた」



−昨年の秋、ラツィオは君を欲しがっていた。1月には話があったのでは?
「何かがあったけれど、僕にはパレルモとの契約があった。そして、ザンパリーニは僕を放出したがらなかった」



−ロッシ監督は君の契約が満了を迎えることを知っていたんだよね?
「僕はパレルモに感謝しなければいけない。契約満了という溝があるにも関わらず、彼らは最後まで僕をチームの一員として扱ってくれたんだ。僕には皆との良い関係があった。ロッシ監督とも安定した関係を築くことができたよ。ロッシ監督は本当にうまくパレルモのパフォーマンスを引き出していた。最後までスリルに飛んだ冒険を行うことができたね」



−レヤとは話した?
「彼とはキャンプまで会えないよ。ローマに行ったときにはロティート、ターレと会ったけどね」



−ロティートを見てどう思った?
「良い印象を持ったよ。たくさんの欲求を持った野心的な人だね。彼は上昇のシーズンを期待している」



−ブレシアーノの目標は?
「ラツィオは5,6位に狙いを定めなければいけないと思う。僕の目標は、ラツィオがこの位置に辿り着くことができるよう助けることだ」



−つまり、ヨーロッパ・リーグ?
「ラツィオと共に欧州に帰ることはすごく美しいね。偉大なカンピオナートを過ごしたい」



−コラロフとは会った?
「その機会はなかった。僕らとの試合では彼はプレイしなかったしね」



−ゴールを決めた後の君の固まるパフォーマンスは有名だ。あれは何?
「何でもないよ。5,6年前に何となく始めただけ」



−あのパフォーマンスを披露した最初の試合は?
「確か代表の試合」



−ローマとのデルビー...
「アドリアーノのことは良く知っている。彼は偉大な選手だよ。彼がイタリアに帰ってきたことは嬉しく思っているし、成功を収めることを確信しているよ。また、シンプリシオも友人だ。僕らはこの7年間、パレルモとパルマで一緒に過ごしていた」



−ラツィオを選択した後、彼らとは話した?
「No、まだだよ。でもすぐに話すことになるね」



−友人シンプリシオとアドリアーノには何を話すのかな?
「デルビーでは家に残るよう提案したいね。そうなれば、より良いから...」