☆ダヴィデ・バッラルディーニ監督 インタビュー(La Lazio siamo noi.it)
ダヴィデ・バッラルディーニ監督はTele Radio Stereoに登場した。



−ラツィオの新監督になることを確信したのはいつでしたか?
「パレルモからフリーの身となり、周囲を見て、ラツィオと会談を行った。最初にロティートと会い、2回目の会談ではターレと話したよ」



−首都に到着する前は、ビアンコチェレステのことをどう思っていましたか?
「コヴェルチャーノでの監督資格取得コースに参加したとき、私にはフォルメッロで1週間ほどラツィオの勉強をする機会があった。ラツィオがエリクソンと共にスクデットを取ったときの話だよ。あれは素晴らしいチームだったね。でも、何よりも私を恋の魔法にかけたのは、フォルメッロの構造だった。現在の我々はあの頃よりも裕福ではない。でも、我々には大きな欲求と決心がある」



−ロベルト・バローニオの再生に関する見解を...
「私は、チェゼーナのプリマヴェーラを率いていたときから常にバローニオを気に入っていた。彼は失われた時間を過ごしてきたが、私は彼にはイタリアにおいて数少ないレジスタの一人という特徴があると思っている。我々には偉大な選手がいると言えるね」



−チーム、クラブ、選手に対して最も求めたものは? 
「意思の統一。まとまりのある大きな精神とグループ的感覚を持った人々によるクラブを持ちたいという願望と欲求があったんだ。経験を共有したいという喜びと願望は、チームの強みに変化するんだ」



−システムに関する考えは決定的になったのでしょうか?
「バランス面、クオリティ面を保証できるのは4-3-1-2のシステムだと信じている」



−中盤と攻撃面についてはどう思っていますか?
「私は穏やかだよ。私の手元には、技術的で道徳性を持った、賞賛に値する信頼できる選手がいる。中盤の底には価値があるし、攻撃面でも大きな破壊力を持っている」



−サラテについて
「偉大な選手だ。彼はまだまだ成長し、向上したいという大きな願望を持っている。彼には感銘を受けているよ。世界最高の要素の一人になれる選手だ」



−サラテに聞いて欲しいことは?
「マウロはすべてをやろうとしてくれている。攻撃、守備、苦労、相手の裏への飛び出し。彼は、フェノーメノというのはすべてをやらなければならないことを知っている」



−ロティートはレデスマとパンデフに関する決定は監督次第だと断言しました。彼らを復帰させる意向は?
「現在、パンデフは代表、レデスマは負傷中だ。彼らに関してはいろいろなことが言われているが、我々はよく考えなければいけない。彼らは一定のレベルにある選手だが、これまでのストーリーの流れを変化させる可能性があることも忘れてはいけないんだ」



−ユーヴェ戦に向けてどのように準備していますか?
「落ち着いて準備している。単純な試合でないことはわかっているし、我々は常に懸命に働いている。ビアンコネリは欧州で最も強いクラブの1つだ。彼らとの対戦が待ちきれないよ」



−ユヴェントス戦の出場が微妙な選手は?
「ディアキテ、バローニオ、シヴィーリアは今日の午後のトレーニングで評価を下すことになっているが、我々には自信がある」



−現在の布陣では、フォッジャはトレクァルティスタとなるのでしょうか?
「パスクァレはサイドアタッカーとしてのプレイを好んでいる。でも、セカンドトップやトレクァルティスタでもプレイできる特徴を持っている。試合の中ではサラゴサ戦のようなオプションも起こり得るよ」



−ジエゴについてはどう思いますか?また、ジエゴとサラテだったらどっちを選びますか?
「特別な印象はない。ジエゴを止めたとして、それだけでユーヴェ全体を止めると思うのは間違いだ。ただ、我々はジエゴのスペースを消さなければいけない。ジエゴとサラテはいずれも偉大な選手だが、彼らは異なるタイプの選手だよ。ジエゴは攻撃的なMFで、サラテはFWだ。どちらかを選ぶとしたら、私はサラテを選ぶよ。二人を同時に保つことができれば最高だけどね...」



−最初のタイトル獲得後のバッラルディーニの目標は?
「私と私のスタッフは常に良い方向に向かうためにトレーニングを行っている。我々は、粘り強く最後のラインに到達するために最善を尽くしている」



−北京での成功は信じていましたか?
「インテルに対して、すべての人々が最大限を尽くしてくれたことは明白だ。我々は穏やかだったわけではない。でも、我々の大きな欲求は、我々をインテルと同等のクオリティに導いた。ラツィオは団結力によってトロフィーを持ち帰ることができたんだ。モウリーニョが反論を行うとしても、それには興味はないよ」



−このチームに足りないものは守備?それとも中盤の底?
「我々は向上することのできる良いチームだ。我々には良いベースがある。でも、成長を継続させる必要がある。選手たちも改善する必要があることに気づいているし、安心していいだろう」



−ラドゥはCB?SB?
「ラドゥはCBとして生まれてきた選手で、SBでもプレイすることができる。彼はCBの選手だ」



−アルナウトヴィッチ?
「クルスを獲得する前まで、私は彼を見ていた。彼はまだ若く、大きな特徴を持っている」



−フィルマーニとステンダルドの状況は?
「彼らはグループに属している。ステンダルドはスペインでの試合でうまくやった。フィルマーニはケガによって1ヶ月ほど戦列を離れている」



−試合に向かうとき、あなたは何を指示しているのでしょう?
「すべての試合で成功を収めるよう働きかけている。攻撃、守備、苦しみ。選手たちはこれを体現しなければいけない」



−ラツィオに残ったプリマヴェーラの若手については何か言える?
「彼らは一緒にトレーニングを行っている。非常に面白い若手たちだよ。昨年のパレルモvsラツィオの試合で、ペルペトゥイーニには感銘を受けたよ。彼らは我々と共にトレーニングを続けており、我々は彼らが居ることに満足している」



−ラツィアーリティフォージにメッセージを
「我々は決して力を抜いたりはしない。ビアンコチェレステカラーに対して、我々は常にすべてを与えることを保証するよ。頭も心もね!」