☆クラウディオ・ロティート会長
「『反体制派』?彼らはチームという電車に乗っている。彼らの起用を決めるのは監督だ。我々は誰にも契約へのサインを強制したくはないよ。ただ、ある選手は規則を守らない一連の動きをとり、クラブに対して悩みの種を生じさせようとした。反体制派はバッラルディーニのグループに属しているよ。技術的な観点から最も適切な解決を選ぶのはバッラルディーニなんだ。選手が試合への確実性を持つことはできない。私の戦略?私はお金をより多く費やしたクラブが勝つという真実は存在しないという哲学を持っている。私は、ラツィオにやってきて以降、2004年以前よりも給料をカットするために戦ってきた。そして、現在我々は健康なクラブとなり、ショーケースの中のトロフィーを豊かにした。お金は確かに勝つことを助けるが、それがすべてではないんだ」(Datasport)
「選手は、自分たちがチームの財産、財布だと思わなければいけない。誤った行動をすれば、クラブは損害を受けることになるんだ。選手側が、クラブに対して移籍を強制させる状況を作ろうとするのは正しい振る舞いじゃないし、クラブ側を脅迫する権利はどのような選手にも無い。『反体制派』?彼らは除外されていないし、チームと共にトレーニングしている。彼らに対して契約へのサインを強制したくはないよ。だが、彼らは確実性のない選手が技術的な選択に属すことはできないということを理解しなければいけない。例としてロゼフナルの話をしよう。ロゼフナルと彼の代理人は、私に対してハンブルグからの魅力的なオファーが届いたことを伝えてきた。続けて、彼らは私に対して『あなたがハンブルグとの合意を見つけるのならば僕らは幸せだ。でも、もちろんラツィオに残ることになっても満足だね』と付け加えた。これが正しい振る舞いだよ」(Corriere dello Sport)
「パンデフ?誰が彼を戦力外にしているんだ?グラッサーニ(パンデフの弁護士)は根拠のない話をしている。ラツィオは技術的な選択を行うことができる。我々は40人の選手全員をトレーニングさせなきゃいけないのかい?監督は木曜日の試合へ向けて戦術をテストする必要がある。そこで、木曜日の試合に出場できないパンデフをテストする必要があるかい?我々は正しい形で彼を保護している」(Corriere dello Sport)



☆ジェンティーレ弁護士(ラツィオ)
「レデスマはクラブ側に近い態度を取ったが、パンデフにはこれがなかった。レデスマはクラブに対する大きな敬意を持っていたから、パンデフとは違う立場にある。パンデフは、ラツィオから去ることを望んでおり、ここに居たくはないという意向にあるが、それでもトップチームへの復帰を求めている」(Goal.com)



・『反体制派』の状況(Gazzetta dello Sport)
ゴラン・パンデフとラツィオは完全に衝突した。ただ、彼にはゼニトがオファーを出そうとしており、ゼニトの経営陣は近日中にローマを訪れることになるだろう。
その一方で、レデスマには穏やかな空気が漂っている。レデスマとラツィオの間には平和な空気が存在しているのだ。ロティートとレデスマは明日にも契約にサインするかもしれない。
最後に、デ・シルヴェストリにはミラン移籍の可能性がある。ミラン側は最初はオッドとのトレードを提案したが、これは離陸しないアイデアだったため、カラーゼとのトレードを検討し始めたようだ。現在、カラーゼはミランでのポジションを失っており、ラツィオはCBを探している。このトレードの結び目はカラーゼの高額年俸にあるだろう。ラツィオはミラン側が給与の一部を負担することに期待している。



・パンデフvsラツィオ(Corriere dello Sport)
ラツィオとパンデフの関係は完全に衝突の状態に入った。何ヶ月にも及ぶ議論のあと、パンデフはビアンコチェレステに対する最初のステップを踏んだ。パンデフはラツィオに対し、すぐにトップチームに復帰することを求める電報を送ったのだ。「僕は3日以内にトップチームに復帰できるよう求める。僕は正しい形で保護されていない」。
弁護士−パンデフの弁護士であるグラッサーニ氏はSky Sport24に対して次のようにコメントした。「我々は最初のステップを踏んだ。現在、すべてはラツィオ次第だ」。しかし、実際にはパンデフ側からのこの最初のアプローチは完全な崩壊へ向けたスタート地点になるという見方が強い。
ロティートの反論−案の定、これらの動きに対してロティート会長は次のようにコメントした。「ゴランの宣言は完全に根拠のないものだ。彼は戦力に含まれている。現在、彼は別グループでトレーニングを行っているが、これは監督が木曜日に向けて戦術をテストする必要があるからだ。我々は正しい形で彼を保護している」。