・サラテ獲得へ出発
トリノでの準決勝のあと、サラテ獲得の任務がスタートした。ロティート会長とターレDSはアル・サッドに対して買い取りオプション額を説得するためにカタールへ飛ぶことになったのだ。ラツィオ側はサラテの移籍金として1600万ユーロの2年分割払いを用意している。
なお、カタールへはロティート会長、ターレDSに加えてRuzzi氏も同行することになっている。話し合いは今夜から日曜日にかけて決定的な状態を迎えることになるだろう。たとえアル・サッド側がラツィオ側の条件を認めないとしても、ロティート会長がサラテを買い取ることは明確だ。
ただ、ロティート会長はアラビアにてアル・サッドとの難しい交渉に挑まなければならない。「イタリアで評価を高めているサラテには多くのオファーが届いている。−ドーハのインターネットサイトからの情報−昨年の夏のラツィオとの合意のあと、アル・サッドはビアンコチェレスティにプライオリティーを与えている。ただ、サラテの才能は、アル・サッド側により高い額の移籍金を得る機会を与えるだろう」。(La Repubblica.it)
※数週間前くらいにターレは正式にDSになったっぽいニュースあり。



☆クラウディオ・ロティート会長
「ロッシの将来はコッパ・イタリアの決勝に依存されてなどいない。もし試合に依存されているのならば、それは不合理なことだ。私はデリオ・ロッシを替えることなど考えたこともないよ。これが現実だ。周囲は時折、有害な影響を与え、チームを不安定にしようとしてきたがね。マッザーリ?私は誰一人、別の監督とは話をしていない。サラテにはどれほどの額を用意するか?それは若干の障害を発生させるかもしれない質問だし、答えることはできない」(DIRE)



・メルカート:Bizzarriを確保、アンヘレリ獲得が近付く、ArnautovicとCivelliを気に入る
欧州舞台の復帰の展望は、パンデフとレデスマのような2人の基本的な選手との契約更新を安易にするかもしれない。ロティート会長は長い間提示しているオファーに対するパンデフからの返答を待っている。一方で、レデスマについてはシーズン終了後に話し合いが行われることになるだろう。なお、マトゥザレムは身体的な問題を抱えていたために、多くの試合で起用することができなかったため、ロティート会長はサラゴサに対しレンタル延長を尋ねようとしている。要するに、買い取りオプション行使を来年に先延ばしする試みだ。
現在、ラツィオは40人の選手を保有しているため、多くの選手を放出するために動いているが、それと同時に興味深い若手の獲得も狙っている。たとえばウラカンのハヴィエル・パストーレ(19)だ。彼は大きなレベルと力を持っている。また、『新たなイブラヒモヴィッチ』、Twenteのマルコ・ Arnautovic(20)に対しても保有権50%の獲得に向けて650万ユーロのオファーを出している(2010年に再び650万ユーロを支払い残り50%の保有権を手にする形)。オーストリアのパスポートを所持しているセルビア人Arnautovicにはローマやユヴェントス、他の欧州クラブも好意を寄せている。
GKはムスレラのバックアッパーとしてBizzarriを確保しているため、ラツィオは2人のDFの補強を模索している。アンヘレリに関しては火曜日と水曜日の間にも代理人と基本合意に達するかもしれない。ロティート会長はアンヘレリのイタリアのパスポート取得に関する保証を受け取っており、彼の獲得に向けた動きは健全なものとなっている。もう1つの動きでは、アルゼンチン人のRenato Civelliを気に入っている。まもなくマルセイユとの契約満了を迎える彼にはローマも追跡を行っている。その他では長い間フェリペとルガーノを目標にしている。
FWでは、Arnautovicに加えて、昨年の夏にロッシ監督が獲得を尋ねていたクレスポの名前が再浮上している。クレスポは移籍金ゼロで首都へ帰ることになるかもしれない。イタリア国内のメルカートではMariga、ダゴスティーノを気に入っているが、ロティート会長はIgnacio Piattiのようなアルゼンチン人選手の獲得を主張し続けている。
最後に、カリーソのアトレチコ・マドリードへのレンタル移籍交渉は現在も生き残っている。(La Repubblica.it)


・Bizzarriに関するここ最近の主な動き
・ラツィオ:Bizzarriとの3年契約に合意(4月14日)
デルビーのあと、メルカートの最初の衝撃が起きた。カターニャのGKBizzarriはラツィオの選手となったのだ。Bizzarriはラツィオとの3年契約に合意しており、これはシーズン終了後に正式なものとされる。そのためカリーソはアトレチコへレンタル移籍することになるだろう。
なお、ロティート会長はBizzarri獲得で動きを止めようとはしていない。同会長はウディネーゼのMFガエターノ・ダゴスティーノを追跡しているほか、Twenteの宝石マルコ・Arnautovicに目を付けている。Arnautovicの移籍金は1300万ユーロ必要となっているが、ラツィオは彼に対して相当な投資を行う準備ができている。(Gazzetta dello Sport)



・ロ・モナコDS(カターニャ)「Bizzarriのラツィオ行きは知らない」(4月14日)
「契約が満了する選手は、必要とされているクラブと結婚することができる。ただ、我々は誰もラツィオからのオファーを受け取ってはいない」。カターニャのピエトロ・ロ・モナコDSはラツィオとの3年契約に合意したと伝えられているBizzarriの将来について話した。(La Lazio siamo noi.it)



・ロ・モナコDS「Bizzarriはシーズン後にラツィオに行く」(4月20日)
ラツィオは新たなGKを見つけた。ニュースは正式なものではないが、カターニャのピエトロ・ロ・モナコDSが明らかにした。「Bizzarriがいつラツィオとサインしたかは知らない。ただ、彼はいずれカターニャから去ることになる。彼は自らの将来を決めたんだ。私は反論を行うつもりはない」。(La Lazio siamo noi.it)



・ロティート会長「Bizzarriはラツィオには来ない」(4月21日)
09/10シーズン最初の補強になると見られていたBizzarriはまだビアンコチェレステの選手ではない。カターニャのロ・モナコDSはBizzarriのラツィオ行きを認めたが、ロティート会長はこれを否定している。「真実ではない。我々は連盟に契約を預けてなどいないよ。我々には既に良いGKがいるし、別のGKを迎えに行くつもりはない。きっとクラブの環境を不安定にしたい人間がいるのだろう」。(Tuttomercato.web)



・ロ・モナコDS「私は『Bizzarriがラツィオに行く』とは言っていない」(4月21日)
カターニャのロ・モナコDSはラジオ上にてBizzarriのラツィオ移籍宣言を否定した。「私は『ラツィオとBizzarriがサインした』とは言っていない。私は『彼と代理人が我々との契約更新のために3月の終わりに話し合いを行う予定であると言っていたにも関わらずそれが実現されなかった』、ということだけを話したんだ」。(La Lazio siamo noi.it)

・ラツィオの標的Maor Buzaglo:「ロティート会長、ターレDSと話した」
ラツィオはイスラエルの若手攻撃的MFMaor Buzagloに目を付けている。1988年1月14日生まれの彼はマッカビ・テル・アビブに所属している。クラブとの契約は2012年までとなっており、移籍金は450万ユーロ前後と見られている。
彼に対するラツィオからの関心はOved Kraus代理人によって明らかになった。「Si、ラツィオは興味を持っている。マオールはイスラエルのカルチョ界のスター選手の一人だし、ロティート会長は彼の潜在能力をすぐに理解した。マオールはわずか20歳だけど、怪物だよ。彼の将来の移籍はマッカビ・テル・アビブ次第だ」。
Buzagloはマッカビ・ハイファ、マッカビ・テル・アビブの他に、ユヴェントスとリヨンの下部組織でもプレイしたことがある。「2008年7月30日に彼はマッカビ・テル・アビブとの4年契約にサインした。−Kraus代理人が語った−彼はU-17代表からずっと各年代の代表でプレイしている。U-19代表では35試合21ゴールという成績だ。確かな信頼性を持った選手だよ。ラツィオ?私はロティート会長、ターレDSに向かって個人的に話した。どうなるか見届けるよ」。(calciomercato.com)



・ラツィオ:クレスポと接触、チガリーニに接近
ヴェロンのビアンコチェレステ復帰の話のあと、再び別の大きなアルゼンチン人の名前が浮上した。24oredisport.comによると、ラツィオはインテルとの契約が満了するクレスポに年俸100万ユーロの1年契約を提示したようだ。(Tuttomercatoweb.com)
アンヘレリの交渉は混乱が付きまとっているが、火曜日と水曜日の間には決定的な段階を迎えるかもしれない。また、マルセイユのチヴェッリ獲得についても、来週にも交渉が閉じられるかもしれない。中盤の補強では、デッセーナとチガリーニ獲得を検討している。この2人はMariga獲得よりも多くの困難があるが、ラツィオはクリバリとザウリを交渉に含める形で話し合いを行おうとしている。(LLSNでのソースはGazzetta dello Sportだけど、たぶんCorriere dello Sport.itの間違い)



・ロティート会長とターレDSが本日カタールへ
Gazzetta dello Sportによると、ロティート会長とターレは本日アル・サッドとの交渉のためにカタールへ向かうようだ。ロティート会長はサラテの買い取りにおよそ1800万ユーロという金額を尋ねようとしている。このミッションが成功すれば、ロティート会長はセルヒオ代理人と合意を定めるために話し合いを行うことになる。ラツィオ側はマウリートに対して年俸150万ユーロの5年契約を準備している。(La Lazio siamo noi.it)



・アルゼンチンからのニュース:アンヘレリがラツィオへ
インテルが現在もアンヘレリに興味を持っているとしたら、エストゥディアンテスは目標を静かに変更するかもしれない。ただ、アルゼンチンでは、ラツィオがアンヘレリ獲得にあと一歩という状況にあると伝えられている。エストゥディアンテス側は移籍金ゼロでアンヘレリを失うことを避けようとしており、ロティート会長からの380万ドルのオファーを受け入れることになるだろう。
アンヘレリには先月、インテルが接近していた。インテルはマイコンのバックアッパーを探しているのである。右SBを本職としているサントンはいつでも本来のポジションに戻ることができるが、インテル側はもう1人の右SBの獲得を検討しており、理想的な存在としてメストをリストアップしている。(Tuttomercatoweb.com)