・レデスマが2週間離脱へ
ラツィオはおよそ2週間レデスマ抜きで戦わなければならなくなるかもしれない。レデスマは右腿を傷めてしまった。(DIRE)



・レデスマがストップ、ロッキが合流
本日の午前トレーニングではカリーソ、パンデフ、ロゼフナル、デ・シルヴェストリ、コラロフ、メンディチーノがそれぞれの代表チーム召集のために不在となった。
一方でリヒトシュタイナーは大事を取るためにフォルメッロに残っている。ラツィオの医療スタッフがリスクを冒さないことを望んだためだ。その他ではメグニ(別メニュー)、ディアキテ(モモの痛み)がまだ全体グループに合流できていない。また、本日のトレーニングにはレデスマとブロッキの姿がなかった。レデスマは筋肉系の問題(トリノ戦、レッチェ戦は欠場へ)、ブロッキはモモの打撲(心配はなし)のためだと見られている。(La Lazio siamo noi.it)




☆ファン・パブロ・カリーソ
「僕はロッシ監督が間違った選択を下していたことを証明するつもりだ。僕たちは確かに楽しい時期を過ごせていないけれど、すぐにこの状況から脱出できると確信している。僕たちは再び開幕時の状態に戻るために、厳しく見つめ直さなきゃいけない。ベンチに座っていること?カリアリ戦で僕はgambetaをやった。その後、ロッシ監督と話をしたんだけど、彼は『メディアでは、多くのティフォージがあのプレイに怒っていると報じられている』と言っていた。それで、ロッシ監督は『だから、私は君を守るために、環境が再び保証されるまでベンチに置くことにする』と伝えてきた。幸運にも、すべてのティフォージが同じ考えを持っているわけではないんだけどね。チームの現状?残念に思っている。敗北から得るモノは何もないからね。僕はすぐにレギュラーに戻るために、必死にトレーニングしている。監督には間違った選択を下していたことを証明するつもりだ」(Leggo)



☆プーリチ氏
「ムスレラ?失点の場面はムトゥに簡単にシュートを打たせたリヒトシュタイナーのミスだ。あの場面でシュートを打たせてはいけない」(La Lazio siamo noi.it)



☆ディノ・ゾフ氏
「フィオレンティーナvsラツィオ?ラツィオには4ゴールほど奪うチャンスがあったが、すべてフレイが阻止した。FWのミス?私はFWのミスは見つけられなかった。ラツィアーレのトリデンテはより良い結果を出すことができただろうが、フレイによってすべて阻まれたんだ」(Piazza della Liberta)




・カリーソがトリノ戦からスタメン復帰か
ムスレラは良いパフォーマンスを披露しており、新たな発見となりつつある。しかし、いくつかの人はフィオレンティーナ戦の失点が彼の責任であるという見解を下している。
ジラルディーノのあのゴールは、再びすべての議論を再開させるかもしれない。つまり、ロッシ監督はトリノ戦でカリーソを起用する可能性が出てきたのだ。(Messaggero)




・後半戦に強いロッシ監督
ラツィオにとって4連敗は11年振りとなる。ただ、ラツィオは再スタートのすぐ傍の地点まで来ている。
これまでのロッシ監督のキャリアを分析すると、彼が率いるクラブはシーズン後半戦から調子を上げている。レッチェ、アタランタ、ラツィオでそのようなデータが表れているのだ。
ビアンコチェレステ−今シーズンの前半戦19試合で、ラツィオは勝ち点31を稼いだ。後半戦においてもこの結果を繰り返すことは簡単ではないが、カルチョに絶対と言えるものはない。そして、データはロッシ監督を支持している。
昨シーズンの歴史−昨シーズンの前半戦を終えた時点でのラツィオの勝ち点は19だった。しかし後半戦では27の勝ち点を稼ぎ、最終的には勝ち点46でフィニッシュした。06-07シーズンについても、前半戦は勝ち点26だったが、後半戦では8連勝を記録するなど、36の勝ち点を稼ぎ、最終的には勝ち点62でフィニッシュしている。同じことは05-06シーズンにも起きた。このシーズンの前半戦の勝ち点は28、後半戦の勝ち点は34だった。
アタランタ−04-05シーズン、セリエAが20チームとなった最初の年である。ロッシ監督は15節が終わった時点で、悲劇的な状況の中アタランタへ到着した。そして、彼は就任時は最下位だったクラブを、最終的には18位に上昇させている。
レッチェ−03-04シーズン、前半戦は勝ち点わずか12という成績に甘んじていた。だが、後半戦は17試合中8試合に勝利し、前半戦の倍以上となる29の勝ち点を稼いだ。(Corriere dello Sport)



・敗北の中にある微笑み
敗北にも関わらず、ラツィオには微笑と確実性が存在している。フィオレンティーナ戦で良いパフォーマンスを見せたラツィオの中には、春の主役となりえる2人の選手が存在していた。
最初の1人はパスクァレ・フォッジャだ。今シーズン、フォッジャは何度も印象深いパフォーマンスを見せてきたが、出場機会にはさほど恵まれていなかった。ナポリの小さな妖精は、フィオレンティーナ戦でほぼ80分間プレイし、相手DFを牽制する動きを見せた。彼はトリノ戦でもパンデフ、ロッキと共に出場することになるだろう。
もう1人の選手はフランセリーノ・マトゥザレムだ。幽霊のようなジョカトーレとなった3ヵ月半を乗り越え、彼はフィオレンティーナ戦で自己紹介を行った。そして、リーダーシップと特別なレベルにあることを示した。それだけでなく、彼は難しい試合において、ヴェロンのように決してボールを無駄にすることのないパフォーマンスを披露し、長い間ラツィオでプレイしていたかと思うほどの働きを見せた。ロッシ監督が欲していた選手はようやく到着した。レデスマの傍にはメグニとマウリがしばしば起用されてきたが、マトゥザレムは別のリズムを与えている。チームメイトから『Matu』と呼ばれている彼は、ロッシ監督の戦術に大きな可能性をもたらした。(Messaggero)