・中盤に緊急事態
ロッシ監督の中盤構成に緊急事態が発生した。マトゥザレムとレデスマが問題を抱えてしまったのである。
マトゥザレムは昨日のトレーニング中に左足のふくらはぎを痛め、今朝検査を行う予定となっている。ケガの程度は深刻なものではないと見られているが、サンプドリア戦に間に合うかは微妙な状況にある。また、レデスマも同様に右足を痛めてしまったが、彼はマトゥザレムとは違いサンプドリア戦に出場できる可能性が高い。
サンプドリア戦で出場できないことが確定しているのはウスマヌ・ダボだ。彼はアキレス腱の負傷がまだ完治していなく、トレーニングでも別メニューを続けている。一方でメグニからはポジティヴなニュースが届けられ、サンプドリア戦には間に合うことが濃厚となった。サンプドリア戦まではまだ時間が残されており、メグニがスタメンで出場することもありえるかもしれない。(Messaggero)



・マトゥザレムが欠場の場合の選択肢
マトゥザレムは昨日のトレーニングで左足を痛めてしまった。その一方で離脱していたメグニはトレーニングに合流した。
今夏これまでレデスマと共に中央でコンビを組んできた“Matu”はラツィオにとって非常に重要な存在となっている。しかしそのマトゥザレムはサンプドリア戦に出場できない可能性が高くなっている。これによってラツィオに何が起こるのだろうか?ロッシ監督には2つの選択肢がある。1つ目は最も単純なもので、マトゥザレムのポジションにメグニを配置するというものである。メグニは今夏の戦術的なテストでマトゥザレムのポジションに起用されてきた。
もう1つの控え目な仮説はシステムを開幕戦と同様の4-4-2にし、レデスマとブロッキを中央に配置し両サイドにフォッジャとマウリを起用するというものだ。ただ、今日までのところこの案が使われる見込みは少ない。ロッシ監督はマトゥザレムのケガの状態を知ってから、どのような形にするか決めることになるだろう。マトゥザレムが起用できる状態にあることが判明し、選択肢のすべてが否定されることが一番美しいプレゼントなのは明らかだ。(Gazzetta dello Sport)