☆サバティーニDS(パレルモ)
「私はラツィオと強く結ばれていた。非常に勇敢な人間であるロティート会長とも、ロッシ監督とも良い関係を保っていた。ラツィオの夏の補強について?サラテがヴェレスに居た頃、私はロティート会長に対して獲得を勧めたんだ。最終的にロティート会長は大きな将来を持った若手をローマに連れてくることに成功した。私が最も残念に思っていることはインレルをラツィオに連れて来れなかったことだよ。我々は彼に目を付けたあと、多くの時間をかけてしまったんだ。動き出すのはあまりにも遅く、インレルは既にウディネーゼと合意してしまっていた。昨シーズンのラツィオ?いくつかの補強を行う必要があったし、そのために交渉をしていたが、実現しなかった。全て私の責任だよ。ただ、ラツィオがCLに出場するには時期尚早だったと思っている。昨シーズンのラツィオはCL出場権を獲得したときの団結力を失ってしまった。ヒメネス、ビアンキを買い取らなかったこと?ビアンキは出場機会の保証を望んでいたが、ロッキとパンデフが居るためそれはできなかったんだ。ヒメネスは我々に対してハッキリと移籍したいという意向を伝えてきた。カッサーノ、アドリアーノ、アモルーゾ?アドリアーノとカッサーノの獲得を考えたことは一度もない。ただアモルーゾはロッキ、パンデフと共にコンビを組むには理想的な選手だったよ。でも移籍金についてすれ違いがあったため実現しなかった。デ・シルヴェストリとパンデフの契約更新?ゴランはラツィオにとって不可欠な存在だ。彼はビアンコチェレスティのユニフォームと強く結ばれているし、ロティート会長とも良い関係を築いている。多くのクラブ、特にバイエルン・ミュンヘンが彼に関する情報を求めていたが、私がラツィオから去ったときの時点で既に契約更新の話が出ていた。デ・シルヴェストリはラツィオの財産だ。彼は熱狂的なラツィオファンだし、契約更新に向けた問題はないと思うよ。私にとっての一番の思い出?ローマデルビーで3-0の勝利を収めた試合は大きな喜びだった。あの日のラツィオは本当に美しい仕事をしていたよ」(Piazza della Liberta)



☆ロレンツォ・デ・シルヴェストリ
「北京から戻って、僕はすぐにグループに合流することを望んだ。でもそれは間違いだったよ。北京での疲労を回復させる必要があったんだ。すぐにラツィオに合流したことがベネヴェント戦での負傷に繋がった。でももうケガは回復したし、明日からトレーニングに参加する。サンプドリア戦のことも既に考えているよ。試合までに監督を確信させたい。新たなラツィオ?経験豊富な選手と若手がうまく融合している。このグループが良い結果を残すことは可能だ。グループの状況には本当に驚いたよ。パンデフはもう若手ではないカンピオーネだ。ロッキには今シーズンも多くのゴールを決めてくれることを期待している。カリーソは僕たちに安定感を与えてくれた。素晴らしい経験を積んできた彼に対する疑いはないし、すぐにセリエAに馴染んでくれるはずだ。サラテはサプライズではないよ。僕たちは彼と共に成長していく必要がある。同様にトゥーイア、ファラオーニ、チネッリ、メンディチーノといったプリマヴェーラの若手たちも成長させていかなきゃいけない。サンプドリア?インテル戦は見たよ。好調そうだよね。カッサーノ?彼は輝きを取り戻した。もし彼が左サイドでプレイするのなら、僕は細心の注意を払う必要がある。僕自身のこと?守備力をもっと向上させなきゃいけないけど、昨シーズンから成長していると感じている。オッドなどの世界レベルの偉大なカンピオーネから多くのことを学んだんだ。オリンピックで様々なスポーツの偉大な選手たちと接することができたことも、僕の成長にとって非常に重要な出来事となるだろうね。ガブリエレ・サンドリ?ラツィオで試合をするときも、イタリア代表として試合をするときも僕は彼のことを覚えている」(Piazza della Liberta)