・ラツィオ、ドミッツィ-ステンダルドのトレードをナポリに依頼
ラツィオはマウリツィオ・ドミッツィとグリエルモ・ステンダルドのトレードをナポリへ依頼した。(Tuttomercato)



・ブロッキ獲得は明日発表
Tmwによるとラツィオのブロッキ獲得は明日定められるようだ。ブロッキはラツィオとの2年間の契約にサインする。(Tuttomercato)




・メルカートの動き
ラツィオはFWについて、ロッシ監督が補強を行うことを望んだ場合にはペリッシェル獲得という考えを現実のものとするかもしれない。キエーヴォとの関係が崩れているペリッシェルにはジェノアも獲得に動いているが、ラツィオはキエーヴォが関心を持っているムタレッリを交渉に含むことができる。
そのムタレッリについて、代理人が口を開いた。「ムタレッリは契約解除のために仲裁機関に訴えを起こした。長年の愛情の結末を裁判所で迎えることは本当に酷いものだ」。(E Polis)




・ラツィオ入りが迫るブロッキ
ブロッキはラツィオの選手だ。昨晩、交渉の最後の詳細が詰められた。ブロッキは既にビアンコチェレスティとの3年契約にサインし、明日にはメディカルチェックを受ける見込みとなった。そして開幕戦のカリアリとの試合ではさっそく出場するかもしれない。ロッシ監督はレデスマ、マツザレムの傍でプレイできるブロッキの加入に満足している。ブロッキ自身も首都への移籍を幸せに感じていることを言う必要はないだろう。
ブロッキにはミランとの契約(年俸200万ユーロ)があと1年残っていたが、彼はプレイするというチャンスのためにこの契約を放棄した。ラツィオとは2011年までの年俸100万ユーロの契約を結ぶことになり、9月に2歳を迎える息子のフィリッポや家族と共にローマにやってくることになる。背番号についてはラドゥがブロッキに32を譲るかどうかが焦点となる。
カリアリ戦ではレデスマ、マツザレムと共にブロッキがさっそくデビューするかもしれない。攻撃陣に関してはマウリとパンデフの出場が確定しており、残る一枠にヒザをひねったもののすぐにグループに再合流したサラテ(ロッシ監督は彼を考慮している)かマキンワが入ることになる。守備陣ではGKにカリーソ、DFに右からリヒトシュタイナー、シヴィーリア、クリバリ(ロゼフナルはまだ確信させていない)、コラロフが配置される。
メルカートではロッシ監督がまだDFの到着を待っている。Motiとは既に合意しているが、彼を到着させるにはステンダルドの今後の状況を見守る必要がある。ステンダルドにはボローニャ、シエナ、パレルモ(デ・メーロとトレード?)が獲得に動いているが、ここに来てドミッツィとのトレード交渉が再開されるかもしれない。その他ではフィルマーニにレッチェかキエーヴォ、ムタレッリにトリノ(買い取りオプション付きレンタル)、ベルニにモデナ、バローニオにアスコリ移籍の可能性がある。(Messaggero)



・本日ブロッキが到着
ブロッキは本日ローマに到着する。彼はミランとの契約(年俸150万ユーロ)を放棄し、ラツィオと年俸100万ユーロで契約を結ぶことになった。
発表−ロティート会長とガッリアーニは火曜日に会談を行った。そしてミラン側は移籍に合意を与えた。ブロッキとミランの契約は2009年までとなっていたが、ミラン側は移籍金は要求せず、ブロッキはラツィオと2年間の契約を結ぶことで合意した。
フィルマーニ−ブロッキの獲得により、フィルマーニの放出が現実味を帯びている。フィルマーニは火曜日にロッシ監督と話し合ったが、彼はより多くの出場機会を望んでいるため、他のクラブへの移籍を考えたほうが賢明と言える。ただ、ファビオが残留したとしてもロッシ監督にとっては何の問題もない。両者は常に良い関係を築いているのだ。
デ・メーロ−MFの補強を終えたラツィオはFWの補強をどうするのか決めなければならない。クレスポ獲得という夢は確かに消えた。クレスポはインテルに残ることを選択したのだ。そこでパレルモからデ・メーロのラツィオ移籍という声が届けられた。ただロティート会長がこの提案を受け入れることは難しいと見られている。また、キエーヴォはマキンワの獲得のためにボグダニをトレード要員として提示しているが、ロッシ監督はボグダニには関心を示していない。ペリッシェルならばロッシ監督にとって理想的な存在と言えるだろう。(Corriere dello Sport)



・闘士ブロッキ
「ラツィオは大きな補強を行った」。ミランの下部組織コーチを務めていたGiorgio Morini氏はこう語った。
モリーニ−ブロッキをベッレッティで育成し、プリマヴェーラへと引き渡した男。「彼と過ごした2年間はすごく記憶に残っている。クリスチャンは良いジョカトーレである以前に、素晴らしい人間だった。礼儀正しくてね。私はベッレッティで彼と共に過ごし、プリマヴェーラへ昇格させた。そして彼は急成長して行った」。この頃からブロッキは柔軟なタイプの選手だった。「4-4-2の右サイドハーフや中盤の中央でプレイしていた。柔軟性は彼の持つ特別な特徴だ」。モリーニはブロッキをガットゥーゾと比較する。「彼はガットゥーゾのような選手だが、良いミドルシュートも持っているし、テクニックもある。本当に完璧な選手だよ」。
テリム−ミラン時代にブロッキと共に過ごしていた。「ブロッキは偉大な選手であり、偉大なプロでもある。彼はチームに対してピッチ上で全てを与えてくれた。彼を指導できたことに満足している」。テリム監督もブロッキの人間性を高く評価している。「彼は常に構えの姿勢で居た。問題も一度たりとも起こしていなかったよ」。テリム監督にとってブロッキはジョーカー的存在だった。「右サイドを本職としているが、左サイドでも問題ない選手だった。また、中央でも価値を示すことができる」。
GUSTINETTI−97-98シーズンにルメッザーネでブロッキと共に過ごしていた。「ブロッキはC2のベストプレイヤーの一人だった。彼はダイナミックなMFとして有名だったよ。彼には走力とテクニックがあるし、試合に影響を与えることの出来る選手だ」。特別な記憶。「トレーニング場ではいつも『Non molla mai』という声を掛け合っていた」。ラツィオにとってもこれは同じだ。(Corriere dello Sport)





・ブロッキ「幸せだ。僕が欲しかったものを手に入れた」
Benvenuto Brocchi(ようこそブロッキ). Firmato Rocchi(保証するロッキ).これは早口言葉ではない。ロティート会長はブロッキ獲得に関してダヴィデ・リッピ代理人と交渉を定め、今日にも正式に発表される見通しとなった。
2004年から4年間ラツィオに追跡されてきたブロッキはついに本日の午後にフォルメッロに到着することになった。彼は開幕戦のカリアリとの試合に出場する可能性もある。「幸せだ。これは僕が望んでいた解決策だった。ラツィオでの冒険をスタートさせるのが待ちきれない」。ブロッキは年俸100万ユーロの3年契約にサインする予定となっており、ラツィオには長い間留まる運命にある。
一方でロッキはブロッキ獲得に拍手喝采を送っている。「彼のような良い選手は俺たちにとって貴重な存在になるはずだ」。Skyの取材に答えたロッキはこのようにブロッキの加入を歓迎した。ロッキは自身の目標、ケガの状態などについてもコメントしている。「ケガは順調に回復している。今週でリハビリを終えるよ。何の問題もなければ3節か4節には復帰できるはずだ。新シーズンの個人的な目標はラツィオでの100ゴールを達成するために出来る限りのゴールを決めることだ」。(Gazzetta dello Sport Ed.Roma)




・本日ブロッキ獲得を発表へ
ラツィオは今日の午後にもブロッキの獲得を発表し、ブロッキは午後からのトレーニングに参加する予定となっている。昨日、ロティート会長はブロッキの代理人と年俸100万ユーロの3年契約で合意した(ブロッキはミランで受け取っていた年俸160万ユーロを破棄する)。なおラツィオは今日と明日の間にMotiの獲得も決定する見込みとなっている。
一方でムタレッリ(トリノが好んでいるが難航)、ステンダルド(ボローニャoシエナ)、フィルマーニ(モデナ、ブレシア、トリノが関心)は放出される予定となっている。(Gazzetta dello Sport)




・ブロッキ獲得を発表へ
ロティート会長とダヴィデ・リッピ代理人は昨日会談を行った。そして会談終了後にダヴィデ・リッピ代理人は交渉が良い結果に終わったことを明らかにした。「契約に関する合意が見つかった。私はミランとも会談を行う必要があるが、すぐに交渉を具体化することができるはずだ」。ブロッキのラツィオ入りは今日にも決定するかもしれない。
ラツィオがスクデットを獲得した翌年にクラニョッティ会長はセルジオ・コンセイソンの後釜として当時ヴェローナに在籍していたブロッキを狙っていたが、ブロッキは最終的にインテルへ移籍した経緯がある。つまりブロッキは8年の時を経て、ラツィオに到着することになる。年俸は90万ユーロ(これにボーナスがプラスされる)で、2年間の契約を結ぶ予定となっている。
ブロッキ獲得をほぼ完了させたラツィオは今度はルーマニアのMoti獲得を目指している。ただ、彼の加入はステンダルドの放出(レッチェ、シエナ、フルハム、ボローニャが狙う)と密接に関連している。また、フィルマーニもブロッキの加入によって放出される見込みとなっており、彼にはトリノとレッチェが獲得に動こうとしている。トリノはフィルマーニ獲得に向けてステッローネをラツィオに譲渡しようとしているが、ラツィオ側はFW補強としてステッローネの他にパレルモのデ・メーロの名前を検討している。
放出ではトリノのカイロ会長がムタレッリの情報を尋ねているほか、ベッレーリがパルマへ、ベルニがモデナへ、バローニオがブレシア、アスコリ、モデナのいずれかへ移籍するかもしれない。(Tempo)



・フィルマーニとバローネをトレード?
Sport Italiaによるとラツィオとトリノはフィルマーニとバローネをトレードするための交渉を行っているようだ。(Piazza della Liberta)