☆メルカートの動き
ベーラミの周囲には様々な陰謀が存在している。ベーラミはラツィオから放出されるが、問題はまだ解決していなく、彼はパレルモからのオファー(コラントゥオーノは既にベーラミに電話をした)を受け入れるかもしれない。パレルモのザンパリーニ会長はベーラミ獲得に向けて300万ユーロにグアーナを加える条件をオファーする準備ができている。この交渉にはシンプリシオも含まれる可能性もあり、その場合は経済補償を犠牲にすることになるが、ロッシ監督にとってシンプリシオは貴重な存在となるだろう。
この移籍交渉は全ての人間の願望が叶うことを意味しているのかもしれない。ベーラミにとってパレルモは良い目的地であり、グアーナ、シンプリシオもラツィオ移籍を快く受け入れるだろう。唯一の問題はロティート会長とベーラミの関係悪化(ロティート会長は裁判所に訴えることを示唆しベーラミを脅した)である。しかしこの問題も克服できない壁ではなく、交渉が進展する可能性は十分にあり、ラツィオとパレルモは近日中に会談を行うと見られている。なおベーラミに対してはセヴィージャも600万ユーロという重要なオファーを出そうとしている。
その他の話題では今週レデスマの契約更新のために新たな接触を行う予定となっている。レデスマ側はラツィオにやってきた際に契約した年俸をアップさせることを望んでおり、キャンプ前にこの交渉を締結させることをクラブ側に求めている。現状のまま行くとレデスマは来年にはFIFAの条項を行使することが可能となるが、ロティート会長は時間が迫る前に交渉を完了させようとしている。
補強についてはドミッツィに続き、ラツィオ下部組織出身のフェデリコ・ペルソを追跡している。(Messaggero)




☆Hesselink獲得を狙う
ラツィオはセルティックのオランダ人FWHesselinkを追跡している。スコットランドの新聞はロティート会長が「ヘッセリンクは良い選手だ。我々は既に視察を行ったよ。彼は非常に強いフィジカルを持っているし、欧州での経験も豊富だ。我々は疑いなく彼に興味を持っているが、全てはセルティックの要求する条件次第だ。700万ユーロ以上を要求されれば獲得は無理だろう」と語ったと報じている。(Italpress)




☆パスクァレ・フォッジャ
「もしローマに戻ることになったら、それは幸せなことだ。僕の今後がどこにあるのか、今はわからない。もしラツィオに戻るとしたら、僕の価値の全てを示したいと思っている。でもカリアリでも今季良いシーズンを過ごすことができたし、このままここに残ることになってもそれは幸せなことだ」(Datasport)




☆メルカートの動き
ヴァロン・ベーラミはラツィオには帰ってこない。ラツィオはベーラミに対しいくつかのメッセージを送ったが、ベーラミはラツィオを去ることになるだろう。ロティート会長の目標はFIFAの条項行使により180万ユーロでベーラミを失うのではなく、600万ユーロの移籍金を受け取る形でベーラミを放出するということとなっている。なおベーラミにはトッテナム、マンチェスター・シティ、ポルト、ガラタサライが獲得に動こうとしている。
ムディンガイに関してはロティート会長とパッラヴィチーノ代理人が接触を行った。この場でムディンガイ側は35万ユーロとなっている年俸の修正を求めた一方で、ロティート会長はムディンガイの移籍金を1200万ユーロという額に設定した。この高価な移籍金設定により、ムディンガイはラツィオに残ることになるかもしれない。
補強ではパラシオに対して1150万ユーロのオファーを出したがボカ側はこれを拒否し、パラシオはバルセロナからのオファーを待っている。メグニについては共同保有を延長する方向で合意に近付いている。(Gazzetta dello Sport)




☆メルカートの動き
ニコラ・アモルーゾはラツィオからまだ離れている。アモルーゾとロティート会長との間には要求と提示の誤差が生じているのである。そしてそのアモルーゾにはサンプドリアが獲得に動こうとしており、マッザーリ監督はアモルーゾとカッサーノという2トップに組むことを検討している。マッザーリ監督はレッジーナ時代にアモルーゾと共に過ごしており、現在は連日電話をかけて加入を説得しているようである。
アモルーゾはローマという重要な街を本拠とするラツィオでプレイすることを望み、その道に進むことを決断していた。しかし契約がなかなか締結されていないため、ここに来てサンプドリア移籍を検討する可能性も出てきている。全てはレッジーナとの合意を既に見つけているロティート会長次第だろう。
アモルーゾの合否とは関係なく獲得に動いていたパラシオについては本人がリーガでのプレイを望んでいることを明らかにしたため、ラツィオ移籍という仮説は消滅した。ただラツィオはパラシオ以外にも南米の市場を見回しており、カリーソと同じくSabbag氏が代理人を務めているアウグスト・フェルナンデス獲得に動こうとしている。ラツィオ側は獲得に向けて500万ユーロを提示する準備ができているが、リーヴェルプレート側は少なくとも800万ユーロの移籍金を要求している。FWではナシオナル・モンテヴィデオのフォルナローリ獲得に動いている。フォルナローリは現在EUパスポート取得実現を待っている状態にある。
先日完全に買い取ったロゼフナルにはロシアからのオファーが届いており、放出される可能性がある。ロゼフナルへのオファーを受け入れた場合、ラツィオは2人のDFを補強しなければならなくなるだろう。現在のところDF補強ではコロットの名前が再浮上している。中盤に関してはシンプリシオかグアーナとフォッジャをトレードすることになるかもしれない。最後に、ラツィオはトレヴィーゾのアンドレア・ルッソットに強い関心を示している。(Tempo)



☆メルカートの動き
パラシオが「Si」と返答すれば、彼はラツィオの選手となる。アルゼンチンでの報道によるとロティート会長は1800万ドルという移籍金でボカ側との交渉を終えた。ただ、パラシオは昨夏のカリーソの二の舞となる危険性を秘めている。今回はパスポート問題とは関係の無い話だが、パラシオ自身がバルセロナ移籍を望んでいるという問題があるのだ。現在のところパラシオに対して正式なオファーを出したのはロティート会長のみとなっているが、バルセロナは実際にパラシオの家族に直接電話をかけている。
その他の話題ではベーラミの代理人を務めるベルトラーミ氏が来週始めにもロティート会長と会談を行う予定となっている。補強ではマルキジオ獲得が近付いており、ステンダルドがユヴェントスへ移籍するだろう。(Leggo)




☆メルカートの動き
ロティート会長はパラシオ獲得へ1800万ドル(1160万ユーロ前後)のオファーを出した。このオファーはボカの役員会議で承認される運命にあると見られているが、要点はバルセロナ移籍を望んでいるパラシオがこれに納得するかどうかというところにある。
バルセロナはパラシオに対して重要なオファーを出そうとしており、チェルシーも彼を追っている。ラツィオはパラシオを逃した場合にはルッソット獲得に動くかもしれない。
一方で、ピンツィ獲得という件についてはカラヴェッロ代理人が「今のところはいかなる接触も無い。ただ、ピンツィは走ってでもラツィオに帰るだろう」とコメントしている。なおロティート会長はデッセーナにも関心を持っている。
カリアリへレンタル中のフォッジャについてはカリアリが買い取る方向で動いており、ラツィオ側は750万ユーロを求めている。(DNews)





☆ドゥドカに数クラブが関心
ラツィオ、サンプドリア、ウディネーゼはポーランド代表のドゥドカに注目している。(Calciomercato.com)




☆メルカートの動き
ラツィオはパラシオ獲得に向けてボカ側に1150万ユーロのオファーを出したが、ボカのPompilio会長はパラシオがスペイン移籍を望んでいることを認めている。いずれにしても、ボカ側は年俸100万ドルを稼いでいるパラシオを放出する運命にあるだろう。
ラツィオはイタリア国内ではピンツィ、ドミッツィを再びビアンコチェレスティに呼び戻そうとしている。ピンツィについてはザウリとのトレード(ウディネーゼはザウリに対してそれほど愛想が良くない)について話し合っている。ちなみにザウリにはトリノとナポリが高い評価を与えており、トリノはバローネとのトレードをオファーしようとしている。ドミッツィに関しては本人がジェノアからのオファー(ナポリ側が要求する600万ユーロを提示する用意ができている唯一のクラブ)が届いていることを認めている。
これら以外に熱のある話はユヴェントスとのものである。ユヴェントスはステンダルドを残留させることを望んでおり、ロティート会長はユヴェントスの若手、特にジオヴィンコかマルキジオの獲得を依頼している。一方でユヴェントス側はアルミロンをトレード要員に提示しており、130万ユーロの年俸の一部を負担する用意ができている。(E Polis)



☆メルカートの動き
4つのトゲ、4つの考え、4つの異なるケース。ラツィオはメルカートと共にパンデフ、クリバリ、ムタレッリ、レデスマとの契約更新に向けても動いている。
最初に、クリバリについては現在ブラジルの故郷Londrinaの家でヴァカンスを過ごしている。クリバリにはフィオレンティーナ、サンプドリアなどのクラブが触手を伸ばそうとしているが、クリバリ自身はラツィオに残留したいという固い意志を持っており、ロッシ監督も議論を行う必要が無いほどクリバリを大事な戦力と見なしている。クリバリの代理人は1ヶ月前にロティート会長との初めての会談を行い、近日中に再び話し合いを行う予定となっている。現在のクリバリの年俸は40万ユーロとなっており、クリバリ側はロッキと同等の条件は求めていないが、90万ユーロ前後でラツィオとの関係をさらに長いものにすることを望んでいる。
パンデフについては例外的にロッキと同等の条件を手にするかもしれない。「パンデフは我々と共に国際的なカンピオーネになる」。こう語ったロティート会長の考えは明確である。両者の会談は9月に予定されているが、ポジティヴな状態にあると言えるだろう。パンデフとラツィオは基本年俸100万ユーロにボーナスを含める形の120万ユーロ前後で合意することになるはずだ。
レデスマに関してもパンデフと同様にラツィオが引き留めに掛かっている。そしてレデスマ側はロティート会長に対して7月12日までという時間を与えた。ロティート会長のプロジェクトを考えれば、インテル、ユヴェントスが獲得に動こうが、レデスマを放出することがありえないのは明らかだろう。ただ現状のまま時間が過ぎれば、レデスマは来夏にもFIFAの条項を行使することが可能となる。
最後に、ムタレッリはクラブを去る運命にある。ムタレッリ側はロティート会長と過去に交わした年俸調整の約束が守られていないことに不満を示しており、ロッシ監督はムタレッリを不可欠な存在ではないと見なしているため、彼はラツィオから去ることになるだろう。(Gazzetta dello Sport Ed.Roma)


☆メルカートの動き
ベーラミにまつわる状況はもつれてきている。ベーラミはFIFA条項行使を破棄し、グアーナとのトレードでパレルモへ移籍する可能性が出てきた。
一方、ラツィオはアンドレア・ルッソットに再び注目しているほか、アルビーノレッフェのペルソも追跡している。(Messaggero)




☆ゼニトがロゼフナルに900万ユーロでオファーへ 
先日ロゼフナルの買い取りを発表したラツィオに対して、ゼニトは900万ユーロでのロゼフナル獲得を依頼している。360万ユーロでロゼフナルを獲得したラツィオとって、このオファーは簡単には見過ごせないものだろう。(Piazza della Liberta)



☆Calvéはナンシーと契約
ラツィオの動きは遅かった。まもなくルマンとの契約が満了するDFCalvé(24)はナンシーとの2012年までの契約にサインしたのである。(Tuttomercato)




☆フォルナローリ獲得へ
Skyによるとラツィオはフォルナローリとの交渉を完了させた。そしてフォルナローリがEUパスポートを取得すればすぐに獲得が発表されると伝えられている。またラツィオはU-21イタリア代表のトレクァルティスタ、アンドレア・ルッソットにも強い関心を示している。(calciomercato.com)




☆D'Ippolito代理人(フォルナローリ&レデスマの代理人)
「フォルナローリのラツィオ移籍?ラツィオがフォルナローリにとって可能な目的地であることは確かだが、いかなる合意もなされていない。ビアンコチェレスティはフォルナローリを求めているイタリアのクラブの1つだが、パスポートの問題がブレーキをかけている。レデスマ?状況は常に同じだ。ロティート会長はレデスマを残留させることを保証した。夏のキャンプ開始前に契約にサインできるのを待っている」(Piazza della Liberta)




☆Hans Backe氏(イングランド代表でエリクソン監督のアシスタントコーチを務めていた)
「エリクソンにはレディング、フルハム、サウサンプトン、ベンフィカ、ラツィオがオファーを出したが、彼自身はメキシコ代表監督就任を望み、全てを拒否した」(aftonbladet.se)