☆ピンツィ⇔ザウリ
ウディネーゼのメルカートでは、アサモアーに対してレンヌから600万ユーロのオファーが届けられており、アサモアーはクラブを去る準備ができている。またピンツィとザウリのトレードという新たな動きも出ている。レッジーナと共同保有しているメストに関しては保有権を全て買い取るために合意を見つけようとしている。(Datasport)



☆グリエルモ・ステンダルド
「僕の将来はロティート会長次第だ。でももしナポリから電話が来たとしたら、とても名誉なことだし嬉しくて叫ぶだろうね。僕はナポレターノだし、自分の街でプレイするのは夢だよ。僕は若い頃からナポリのユニフォームでプレイすることを目指してきたけど、状況は常にめまぐるしく変化するんだ。マッジョ?ナポリにとっては素晴らしい補強だよ。U-15イタリア代表の頃から彼のことは知っているし、彼は金色に輝く選手だ」(AGI)




☆ボカがラツィオからのオファーを承諾へ。しかしパラシオは...
ラツィオはロドリゴ・パラシオ獲得に向けて1800万ユーロという公式オファーを出した。そしてボカのPompilio会長もこのオファーを承諾する可能性が高くなっている(バルセロナ、セヴィージャが2000万ユーロを提示しようとしているが関係は無い)。しかし当のパラシオ本人はスペインへの移籍を好んでいると見られており(バルセロナはパラシオの家族に対して直接誘いの声を掛けオファーを出している)、ラツィオは彼を納得させなければならない。なおボカのPompilio会長もロティート会長と長い間接触を行ってきたため、パラシオに対してラツィオ移籍を受け入れるよう説得しようとしている。昨夏のカリーソのように終わりがない物語のようになりつつあるが、今回の問題の種はパスポートとは関係が無い。(Piazza della Liberta)
※(1:45追記。文中で触れられているオファー額は1800万“ユーロ”ではなく、1800万“ドル”だったようです。Piazza della Libertaに訂正記事が出ました)




☆パラシオ獲得は難しい
新シーズン、ラツィアーレがビアンコチェレスティのユニフォームを着たパラシオの姿を見る可能性はほとんど無いだろう。アルゼンチンのOleによるとパラシオはスペインから、特にバルセロナからのオファーを待っていると伝えられている。
南米のメディアではパラシオへのラツィオからのオファーが連日報道されているが、パラシオがラツィオへ移籍するとしたら、それはスペインからのオファーが具体化されないまま8月30日を迎えた場合のみだろう。なおラツィオはパラシオ獲得に向けて1400万ユーロでのオファーを出していた。(Tuttomercato)




☆メルカートの動き
ドミッツィはラツィオに帰りたがっている。そしてロッシ監督も今シーズン8ゴールを決め素晴らしいシーズンを過ごしたドミッツィのことを気に入っている。
ナポリから去ることを望んでいるドミッツィにはラツィオが興味を持っている。ドミッツィに関心を持っているのはラツィオだけではないが、ローマで育った彼はビアンコチェレスティに戻ることを本気で考えている。そしてこの彼自身の希望が交渉に重大な影響をもたらすかもしれない。ラツィオは28歳で完全に成熟したドミッツィの獲得に向け、ナポリのレイヤ監督が気に入っているザウリをトレード要員として提示しようとしている(ザウリにはウディネーゼ行きという選択肢もある)。ただザウリではなくムタレッリが交渉に含まれる可能性もあるだろう。既にロゼフナルを買い取っているラツィオはラドゥ、そしてドミッツィを獲得し守備陣の補強を完了させようとしている。
また、ラツィオは既にFWの補強にも動いている。パンデフ-ロッキは最も信頼の置けるコンビとなっているが、ラツィオは他の選択肢を揃えなければいけないのである。レッジーナのアモルーゾについてはフォーティ会長が“言葉”で移籍を発表しているが、ラツィオは別の場所で動きを見せており、ナシオナルのスピード溢れるFWフォルナローリ獲得を検討している。フォルナローリの市場価格は600万ユーロで、トッテナム(簡単ではない競争相手)も獲得に動いている。
これら以外にもラツィオはベーラミの後釜となれる選手の補強を行わなければならない。今のところベーラミの後釜にはアウグスト・フェルナンデスの名前が挙がっている。現在スペインのパスポート取得実現を待っているアウグスト・フェルナンデスについて、ラツィオは400万ユーロ前後で獲得することになるかもしれない。なお他の選択肢ではシンプリシオ、グアーナがパレルモを去る可能性があり、ラツィオ側はシンプリシオを獲得するかどうかまもなく決断を下すと見られている。最後に、バローニオは今後レンタル移籍か完全移籍の合意を見つけられなかった場合はラツィオとの契約を解除することになるかもしれない。(Messaggero)




☆メルカートの動き
SportItaliaのMichele Criscitiello氏(ラツィオ、ウディネーゼに詳しいメルカートの専門家)によるとラツィオとウディネーゼは興味深いトレードへ向けて動いている。それはピンツィがラツィオへ移籍する一方でザウリがウディネーゼへ移るというものである。ただ、この交渉はある原因によって座礁しかけている。ロティート会長はピンツィとIrriducibili(ラツィオのウルトラ・グループ。反ロティート)が友好関係にあるという根拠の無い奇妙な噂を調べているのである。(Tuttomercato)



☆メルカートの動き
カリーソ、ムスレラ、Degrè。ラツィオ側の二人の南米GKへの信頼とバッロッタの契約満了という出来事が重なったため、バッロッタはラツィオを去ることになるだろう。
かつてラツィオでGKとしてプレイし、コーチも務めていたナンド・オルシ氏は「カリーソについて問題があるとは思わない。最初は若干の戸惑いを受けるかもしれないが、カリーソは強いGKだ。またムスレラも良いGKだよ。彼は試合でプレイして信頼を得る必要がある。今のラツィオのGKの質は十分なものだ。カリーソもムスレラも個性あるGKだよ」と語っている。
メルカートの話題ではバローニオが「試合に出てプレイしたい。給料減額を受け入れる準備も出来ている」と語っており、彼はクラブを去ることになるだろう。現在彼は2010年までの契約を解除するためにラツィオとの合意を探している。その一方でボローニャと共同保有しているメグニは残留することになるかもしれない。ボローニャのサルヴァトーリDSはこの件について「私はまだラツィオとは話していないが、ボネットに関する交渉にメグニが含まれる可能性は除外できない」とコメントしている。(DNews)




☆パラシオに1800万ドルでオファー
アルゼンチンではラツィオがパラシオ獲得に向けて1800万ドルのオファーを出したと伝えられている。ボカ・ジュニオルス側は近日中にロティート会長へ返事を出さなければならない。(Piazza della Liberta)




☆パラシオはバルセロナへ
ボカ・ジュニオルスのパラシオは1900万ユーロと引き換えにバルセロナへ移籍することになるだろう。
一方でロティート会長はムタレッリの代理人との接触を続けている。ムタレッリにはウディネーゼ、フィオレンティーナ、サンプドリアが興味を示している。またバローニオは継続的に出場できるクラブへ去ることになるかもしれない(彼はラツィオとの契約を解除する可能性もある)。
補強ではマルキジオ、シンプリシオ、モッローネを追っている。(Tempo)




☆メネーズの代理人
「私はメネーズについて自信を持って推薦する。過去にはラツィオが彼に近付いていたが、彼の移籍金はラツィオにとっては高すぎるものだった。ただ、メネーズはナスリに次いでイタリアのクラブが近付きやすい存在だろう。移籍金は1000万ユーロだ」(Tuttomercato)




☆メルカートの動き
ドミッツィはザウリかムタレッリとのトレードでラツィオへ移籍するかもしれない。一方でバローニオはブレシアに復帰するためにラツィオとの契約を解除する可能性があるが、ラツィオ側はブレシアのザンブレッラとのトレードを尋ねている。中盤の補強ではモッローネ、バローネ、シンプリシオ、マルキジオ、アウグスト・フェルナンデスなど多くの名前が挙がっている。(Corriere dello Sport)




☆メルカートの動き
たとえ、すべてがステンダルド次第だとしてもラツィオ側はユヴェントスのマルキジオへの関心を日に日に強めている。なおその他にはバローネ、シンプリシオ、ザンブレッラなどが選択肢に挙げられており、インテルのセーザルを復帰させることも提案されている。
FWではアモルーゾが到着することが確実となり、インザーギとマキンワもレンタル先から復帰することになるだろう。またターレも契約を延長すると見られている。(Leggo)



☆ロベルト・バローニオ
「僕は試合に出場することを必要としている。でもラツィオではそれが不可能だと思う。僕がアモルーゾの交渉に入るかもっていう記事は読んだけれど、実際には交渉に含まれてはいない。だから僕の運命はアモルーゾの移籍の合否とは関係ない。ラツィオ・プリマヴェーラには何人か良い若手がいる。それはアレッサンドロ・トゥーイアだよ。彼は良い選手だし、とても控え目な少年だ」(E Polis)