ラツィオ会長:「チームの半分を変える」(コッリエレ・デッロ・スポルト紙)
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☆クラウディオ・ロティート会長
「残念ながら我々の今シーズンは順位に値しない否定的な結果となってしまった。今年は多くの逆境が存在していて、ケガ人も多かったし、他にもネガティヴな要素があった。呪われていたかのようだったよ。またいくつかの問題も発生し、ロッカールームでの団結力が欠けてしまった」(datasport.it)
「今シーズンはロッカールームでの団結が無かった。問題を生じさせた選手は排除するつもりだ。順位はチーム力を現しているわけではない。これは頭の問題でもあるし、頭が働かない選手が居るのならば、何かを変える必要がある。我々は1月に4人の選手を補強し、チームは向上したかに見えたが、結局そこで立ち止まってしまった。私は信頼できる選手たちを手元に持っていると考えていたが、残念ながら現実は異なるものだった。ロッカールームには団結がなかったんだ。今後?ダボは我々の選手だし、ラドゥは買い取った。ビアンキとロゼフナルについては全ての試合で彼らの特徴を出せたとは言い難い内容だったが、考慮すべき問題もあった。戦力を調整するというロッシ監督の希望は叶えたが、結果的には否定な事実が残った」(Tempo)




☆ロッカールームの問題
ロッシ監督との関係に問題を抱えているのはマンフレディーニ、ザウリ、マウリ、ムタレッリ、ムディンガイであると囁かれている。この問題を解決するには改革が必要だろう。
シーズンを終えたラツィオはさっそく将来へ向けて動き出そうとしている。現在のところ確実と言えるのはベーラミとの決別だろう。ベーラミは土曜日には既にロッカーを空にし、昨日のナポリ戦では交代の際にファンとスタジアム、チームメイトへ最後の挨拶をした。今後は本日スイス代表に合流するためにルガーノへ向かうことになっており、代理人は月曜日にロティート会長へFIFAの条項行使を表明するかもしれない。FIFAの条項を行使すれば、ベーラミはイングランド、ドイツ、スペインなど国外クラブへは260万ユーロで自由に移籍できることになる。またムディンガイもベーラミの後を追うことになるかもしれない。
ロッシ監督の状況はその後にハッキリさせることになる。彼の残留はロティート会長が指摘したロッカールームの問題次第だろう。(Messaggero)