☆次はパンデフと契約更新へ動く
ロッキとの契約更新実現の後、ラツィオはパンデフに接近している。ラツィオとパンデフの契約は2010年まで残されているが、2009年1月にはFIFA17条により国外へ移籍することが可能となっており、流出してしまう恐れが存在している。またビアンキの獲得によりパンデフを放出するのではないかという周囲からの疑いがあり、ラツィオはこの疑いを払拭しなければならない。
ラツィオは2006年夏にウディネーゼから400万ユーロの移籍金(保有権100%の価値は800万ユーロ)でパンデフを完全に買い取った。ただ現在のパンデフの市場価格はその3倍の額に膨れ上がっており、バイエルン・ミュンヘンが追跡を行っているほかチェルシー、バルセロナ、セヴィージャ、トッテナムの名前も挙がっている。これらのクラブが2000〜2200万ユーロのオファーでパンデフ獲得を試みることは明白となっているが、ラツィオにとってパンデフのようなカンピオーネを残留させることは大きな出発点を意味する。
これまでパンデフの年俸は25万ユーロ、43万ユーロと変化してきたが、今回の契約更新交渉では100万ユーロ〜50万ユーロ前後の額が提示されると見られている。昨シーズン13ゴールを決め、今シーズンもCLで5ゴール、カンピオナートで9ゴールを決めているパンデフは着実に成熟していることを証明しており、ラツィオが今の時期にパンデフの契約問題を具体化したことは賢明な判断と言えるだろう。
パンデフとの交渉は単純なものではないが、パンデフの他にもすぐに契約について話し合わなければならない選手が居る。それはムディンガイ、ベーラミの二人で、この両選手もFIFAの条項により国外へ移籍してしまう恐れがある。(Messaggero)





☆クリバリがカリアリ戦出場へ
クリバリは練習に合流し、カリアリ戦でスタメン出場する可能性が高くなった。カリアリ戦では右SBにベーラミ(デ・シルヴェストリをリード)、左SBにコラロフ、中盤にムディンガイ、レデスマ、マンフレディーニ、トレクァルティスタにマウリ、FWにロッキとパンデフが出場すると見られている。(datasport.it)