☆FWのポジション争い
ラツィオには1月にビアンキが加入したが、パンデフとロッキはビアンキにレギュラーの座をやすやすと受け渡す意向はない。ラツィオのカンピオナートでの総得点は27ゴールだが、ロッキとパンデフは2人で17ゴールを決めている。またCLの舞台でも総得点12ゴール中、9ゴールを二人で叩き込んでいる。ラツィオが苦しい状況に居るとき、ロッキとパンデフは常にチームを助けるゴールを決めてきた。
なおラツィオよりも2トップの総得点が多いのは、フィオレンティーナのパッツィーニとムトゥ(20ゴール)、ユヴェントスのトレゼゲとデルピエロ(25ゴール)、インテルのイブラヒモヴィッチとクルス(27ゴール)という順となっている。
ビアンキはラツィオで重要な役割を担うことを望んでいたが、3試合のうちのほとんどを出場停止やベンチで過ごした。ただ数字を見る限り、ロッシ監督がロッキとパンデフを起用し、ベンチにビアンキを座らせるのは当然のことだろう。(Messaggero)





☆ダミアーニ代理人とロティート会長が会談
ロッキの代理人を勤めるダミアーニ氏はロティート会長と会談を行った。(Piazza della Liberta)

☆ダミアーニ代理人
「我々は良い状況にあると私は確信している。ラツィオとは長い間話し合っているし、合意は近付いている。ただ決めるのはロッキ自身だし、ロッキと話をしなければならない。彼が受け入れれば生涯の契約ということになる。フロント入り?トンマーゾはまだ数年はプレイするだろうし、その後考えれば良い」


☆ロッキがオーバーエイジ枠でオリンピック出場?
ロッキは北京で行われるオリンピック本戦にオーバーエイジ枠で出場する可能性が出てきた。ロッキは6月に行われるEUROに向けてアズーリでの地位は確立させることができていない状況にある。
30歳を迎えるロッキは正々堂々と戦う準備ができており、アッズリーニの一員としても十分馴染むことが出来る理想的な存在と見られている。もしもオリンピック出場が実現すれば、これまで大舞台に縁のないキャリアを送り、現在も輝かしさに欠けた位置にいるラツィオに所属するロッキにとっては大きなご褒美となる。(Messaggero)