☆下部組織のメルカート

最終日の動き

GKヴィドーニ('89)は昨シーズン、GKサンタレッリ、MFグレコ、FWメリーニ(全選手ともガッリポリへ移籍)と同様に大きく飛躍した。現在は負傷を負っているが、今季はプリマヴェーラでサンタレッリの後釜としてプレイする予定だった。だがラツィオはメツから獲得したDe Gréを起用して行くことを決断し、ヴィドーニはアスコリへ放出された。しかしその後De Gréは登録の問題が発生してしまい、セセーナ監督にはIannarilli、プレヴィティ(共に90年生まれ)という選択肢しかなくなってしまった。両選手ともヴィドーニほどの安定感は持っていない。
DFコライオリ('89)は昨シーズン、ベッレッティでカピターノを務めていた。プリマヴェーラのセセーナ監督はディアキテが抜けた際にはコライオリをトゥーイアと共にプリマヴェーラにしばしば合流させていた。U-17イタリア代表にも選ばれていたコライオリはフロジノーネからのオファーを受け入れた。ラツィオ側はレンタルのみでの放出を望んでいたが、コライオリは共同保有での移籍を強く希望し、結果的には共同保有での移籍が決定した。
中盤ではAnziolavinioで過去2シーズン21ゴールを決めているファンタジスタ、マヌエル・リッチがレンタルで加入した。またサヴィオからは運動量豊富なスプンタレッリも加入している。
MFトッローニ('86)は2年前にラツィオと契約を結んだ。しかしビアンコチェレスティは出場機会のないトッローニをセリエDのOrvietanaへ移籍させ、キャリアを作っていくことを選択させた。(Piazza della Liberta)