☆プリマヴェーラ
昨シーズン、トーナメントベスト8でサンプドリア相手に敗退したラツィオプリマヴェーラは現在セセーナ監督によってチーム作りが進められている。
昨シーズンまでプリマヴェーラに所属していたデ・シルヴェストリとディアキテはトップチームへ昇格を果たした。また年齢の問題により、カピターノを務めていたD'Andreaはランバウディ監督率いるセリエC2ヴィテルベーゼへ、サンタレッリ、グレコ、メリーニはアルゼンチン人MFコレアと共にセリエC1ガッリポリへ譲渡された。またカポーニャも経験を積むためにスイスへ譲渡され、ファンタジスタのペトルッチもサンニバーレと共にセリエC1ランチアーノへ移籍した。
現在プリマヴェーラに残った88年生まれの選手は今季カピターノを務めるコルヴェーシだけとなり、セセーナ監督は89年生まれのスペラーティ、カポレイ、チネッリ、グロッソ、トロイーシ、カッミッルッツィ、90年生まれのトゥーイア、Iannarilli、プレヴィティに期待をかけている。
ベッレッティからはU-17イタリア代表で今夏トップチームのキャンプに参加していたDFファラオーニ、FWコスタンティーニ、Sciamanna、メンディチーノを昇格させた。なおキリコ('89)はフィウッジでのキャンプに召集されておらず、コライオリ('89)はフロジノーネへレンタル移籍する可能性がある。またIannarilliやプレヴィティよりも信頼のおけるGKヴィドーニ('89)もアスコリ移籍が決定的となっている。ヴィドーニはサンタレッリの後釜として成長することが期待されていた。最後に、メスから加入したGKDe Gréについては登録の問題が発生しており、まだ試合に出場することができない状態にある。
この夏、最も残念だった出来事は最大傑作となりつつあったトレクァルティスタのMachedaを失ったことだろう。Machedaはマンチェスター・ユナイテッドへ移籍することを好み、昨シーズンを最後にフォルメッロを去ってしまった。(Giovanni Lenone)