MFマヌエル・マンチーニ  ターラント(C1)→レッジーナ、カターニャ、ジェノア

Tuttomercatoはターラントの大躍進の原動力となっているマヌエル・マンチーニに接触した。マンチーニはラツィオプリマヴェーラで育ち、当時セリエC2のアルト・アディゲでプロ生活をスタートさせた。マンチーニの才能はセリエC2で開花し、昨シーズンからはターラントでプレイしている。今シーズンは自身初のセリエC1のプレイを経験しているが、素晴らしい活躍を見せている。移籍も噂されているマンチーニだが今はターラントで最大限を尽くすことだけを考えている。(Tuttomercato)


−日曜日にはセリエB昇格プレーオフ進出を賭けてアヴェッリーノとの試合だね?短い休暇の後の試合だけれどどう?
「勝つことだけを考えている。休暇もあったし、アヴェッリーノ相手にも良いプレイが出来るはずだ。彼らは僕たちにとって得意な相手なんだよ」


−もしも昇格することが出来ればターラントにとってはすごく久々にセリエBの舞台に戻ることになるね。ターラントの昨シーズン終盤のプレイは素晴らしかったね…
「あれは僕自身の今までのキャリアの中では一度も体験したこと無いような感情だったよ!でもこれはサポーターの存在が大きいと僕は思っている。彼らは12番目の選手で、いつも僕たちに刺激を与えてくれる。重要な試合になればなるほどその存在が心強く感じられるよ」


−君自身は今シーズンのパフォーマンスについてどう思っている?開幕当初は調子を崩していたし、6試合出場停止という処分も受けてしまった。
「僕は足首に故障を抱えていたんだ。その時期にちょうど出場停止が来たことは不幸中の幸いだった。僕はテーラモ戦では良いプレイを見せた。だけどサレルニターナ、アヴェッリーノとの試合では平凡な結果に終わってしまった。でもその後からすごく上手く行き始めたんだ」


−あなたの代理人であるマンフレドニアは1ヶ月前に我々に対してジェノア、カターニャ、レッジーナがマンチーニ獲得を狙っていると語りました。直接的な交渉は行ったんですか?
「僕は何も知らない。たとえそれが本当のニュースだったとしてもこういう話をすることは好きじゃない。今はロッソブルーで最大限を尽くしてBに昇格したい。その後にいろいろと考えればいいだけだよ」


−マンフレドニアはターラントがBに昇格できるならば、あなたがここに残るだろうとも語っています。私はあなたがセリエAのカターニャやレッジーナでプレイする気がないのかが疑問なのですが?
「ここに残る?ターラントで僕は幸せだ。今はセリエBでプレイすることが自分にとって一番の成長に繋がると思っている」


−マヌエル・マンチーニという選手を紹介してください。
「MFとしての質と量を持っていて、タイミングよく仕事ができる中央でのプレイを得意とした選手だ。それに加えてある程度の得点力も持っている」


−あなたはローマで生まれましたね。どこのクラブのファンでしたか?
「ラツィアーレだよ。僕は11年間ラツィオの下部組織でプレイしていたんだ。彼らの試合は今も見ているよ」