☆各クラブの動き

FWレコバ  インテル残留へ

レコバはスクデット祝賀会で心が動いていることを告白した。彼は「僕の中で70%は将来が見えている」と語り、インテル残留に気持ちが傾いていることを明らかにした。レコバは今季でインテルへ移籍して10年を迎えるが、今シーズン出場した試合はわずかに13試合。スタメン出場はその半分の5試合だった。レコバ本人はシーズン途中に「カルチョを楽しむために他のクラブへ行く」と語った。しかし状況は変わったように見える。レコバはガゼッタ・デロ・スポルトに対し「チームが大変な時期に何も助けることが出来なかったのは本当に傷ついた。シエナでスクデット獲得を喜ぶことが出来なかったし、自分が場違いだとも思った」と語った。だがその後レコバはようやくプレイするチャンスを得た。エンポリ戦で今シーズン初ゴールを決めた。レコバは「あの夜はとても感情的なものだったし、僕の気持ちを変えた。僕がゴールを決めて、サポーターが大合唱をしてくれて、チームメイトも祝ってくれて、皆からの愛情を感じた。試合後にマッシモ・モラッティが僕を抱きしめてくれた時、僕は泣いていたよ。あれは本当の愛に満ちた抱擁だった。スタンドには僕の両親と子供が来ていたんだ。最終的には僕もこの祝賀の一部になれることができたんだなって思ったよ。ずっとあのような夜を待っていたんだ」と語った。インテルに残ることを確信したのか、という問いには「正直まだわからない。僕は単純にカルチョをプレイしたいんだ。ここでそうすることができたら最高なんだけれど。インテルに残る可能性は70パーセントだと思うよ」と答えた。レコバにはローマ、パレルモ、サンプドリアが興味を持っているといわれているが、そのことについては「デ・ロッシやトッティと一緒にプレイすることは魅力的だよ。だけどこれらのことについて話すつもりは無い。僕のプライオリティーはインテルにあるから」と語っている。(Cannnel4)