・インテルvsラツィオ(コッパイタリア第二戦)
☆召集メンバー
GK:バッロッタ-ハンダノヴィッチ
DF:ベッレーリ-クリバリ-ジャッロンバルド-オッド-シヴィーリャ-ザウリ
MF:ベーラミ-ボナンニ-ダボ-ケラー-リヴェラーニ-マウリ-マンフレディーニ-シクェイラ
FW:ロッキ-パンデフ-ターレ
※ハンダノヴィッチは背番号24、ボナンニは背番号10を背負う事が決定した。シクェイラはまだ不明となっている。



☆予想スタメン
GK:32バッロッタ
DF:22オッド-13シヴィーリャ-25クリバリ-8ザウリ
MF:10ボナンニ-26ムディンガイ-20リヴェラーニ-11マウリ
FW:19パンデフ-17ターレ



                                             
☆マッシモ・ボナンニ
「ずっとローマに戻ることを夢見てきた。僕は子供の頃からラツィアーレだったからね。24歳でラツィオに来る事が出来てとにかくすごく幸せだよ。このチャンスを与えてくれた皆に感謝しているよ。僕がラツィオに対し、僕を完全移籍で獲得する事を確信させるための時間は5ヶ月ある。ラツィオの印象?すごく団結したグループで、皆が信じあっている。僕にとっての心のクラブはラツィオだし、このビアンコチェレスティのユニフォームを着れる事をすごく誇りに思っている。昔、デルビーでのプロッティの同点ゴールを見て大喜びしたのは美しい思い出だし忘れられないね。僕はシニョーリやネスタのような存在になることをずっと夢見てきた。ディカーニオについても、彼の自伝は全て読んだ。彼からいろんなことを学ぶのが楽しみで仕方ないね。僕にとってラツィオは出発点じゃなくて到着点だよ。僕の目標?ザンブロッタだよ。守備面はデルネーリ監督のお陰ですごく改良された。パレルモで過ごした日々は忘れないし、パレルモの人々にも良い記憶を残せていたら嬉しいよ」




☆ロッシ監督
「セーザルに裏切られたとは思っていないよ。彼はインテルへ行く事を夢見ていた。だから止めるわけにもいかなかった。私はセーザルを誰よりも信頼していたし、彼がもっと良い振る舞いをしてくれるとも期待していたけどね。でも私は彼の幸せを願っているよ。セレーニ?彼はずっと試合に出たがっていたんだ。だから話し合ってトレヴィーゾへ移籍した」
「コッパイタリア?優先しているのはカンピオナートだ。だがコッパイタリアも勝ち進むつもりだ」



☆ロベルト・マンチーニ監督(インテル)
「セーザルの事はずっと求め続けてきたし彼が加わってくれて満足している。彼の攻撃力はチームに物凄くプラスになる。彼はサイドバック、サイドハーフ、フォワードができる。だが彼を起用するには2週間掛かるだろう」
「コッパイタリア?アウェイで1−1で引き分けた事で我々の方がわずかに優位だろう。だが集中して戦わなければならない。もしもカンピオナートのようなモチベーションでプレイできないのならば、我々は屈辱的な敗北を喫する危険性がある。その罠にだけははまらないようにしなければならない。」



☆セーザル(インテル)
「インテルは僕を高く評価してくれた。だからインテルに来た。でも僕の心には常にラツィアーレが居た。けれどラツィオというクラブは僕に敬意のカケラも示さなかった。契約に関する問題は1年半も続いた。ロティートの最後の詐欺は僕の3か月分の給料を支払わないということだった。結局僕はラツィオのために34万ユーロを捨てたんだ。この事はずっと話したかったし、話す事が出来て嬉しい。ロティートは昨年6月から未払いとなっている給料について、僕が給料の支払いを受け取らない事に同意することを強制した手紙を送ってきた。幸運にも僕はイタリア語を学んでたから何が書いてあったのかはわかったよ。僕は不誠実な事に関しては話したくない。でもこれが本当の事なんだよ」

☆セーザル・ロドリゲス(Cesar Rodriguez)
・生年月日 :1974.10.24

<獲得タイトル>
ラツィオ…コッパイタリア

ラツィオでの実績>

シーズン    クラブ     試合 得点 カテゴリー 背番号
01−02   ラツィオ       15   0      A   3
02−03   ラツィオ       25   3      A   3
03−04   ラツィオ       14   6      A   8
04−05   ラツィオ       20   3      A  10
05−06   ラツィオ       11   1      A  10


<小ネタ>
01−02シーズン最終節、ラツィオはホームに首位のインテルを迎えた。試合はラツィオが4−2で勝利したが、この試合の終盤にラツィオの4点目をアシストしたセーザルはインテルDFマルコ・マテラッツィに対し「早く3点取りなよ。そうすればスクデット取れるじゃないの」と挑発した。もちろんマテラッツィが怒ったのは当然で、試合後にマテラッツィとセーザルは乱闘になり、止めに入ったネスタも巻き込まれた。マテラッツィは最終的にザッケローニ監督(当時ラツィオ)とセルジオ・コンセイソン(当時インテル)に押さえられてロッカールームに帰った。